こんにちは。なみのりです。
なみのりは実はめちゃくちゃ得意なんです。専門家ってなのっていいくらい赤本の上がり方を熟知しています。
今日は赤本せどりについて解説します。
赤本とは?
赤本は大学受験の過去問集です。教学社が出版しています。
一部の大学を除いてほとんど全ての大学で赤本は出版されています。
赤本は正式名称ではありません。赤いから赤本と言われているだけです。
ちなみに、こちらは駿台が出版している青本です。
基本的に難関大しか出版されていません。
解説が詳しくて青本が好きなマニアは結構いますが、せどりはできません。
赤本を扱っている店舗は?
主にブックオフです。
ブックオフでは店舗によって在庫量は異なりますが赤本置いてあります。
スーパーバザーのブックオフは大体かなり赤本が置いてあるので狙い目です。
あと、フタバ図書でも置いてあります。
小さい地方のチェーン店の古本屋は赤本置いていないことが多いです。
主に仕入れ先はブックオフまたはメルカリやヤフオクだと思ってください。
赤本が売れる時期?
主に受験シーズンと言われる11月から2月頃です。
特にセンター試験の後は飛ぶように売れます。
センター試験は毎年1月中旬から下旬にあります。
こちらのモノレートを見てください。
1月から2月に掛けて一気に出品者数が減り、ランキングと価格が上がったのがわかります。
赤本はどれくらいで売れるの?
平均は2000円程度ですが、5000円以上で売れる赤本も多数存在します。
いくつか売れた赤本をご紹介します。
・立命館大学 文系 2015年
・明治大学 政治経済学部 2015年
・愛媛大学 2015年
全ての赤本が上がるわけではない
全ての赤本がこんな売れ方するわけではありません。
売れない赤本は本当に売れないし上がりません。
しかもちまたのノウハウには嘘が多いです。
本当に赤本せどりやっているのか?と疑問に思うほど間違った情報が多いです。
具体的なよくある間違いをいくつかご紹介します。
他のブログの赤本に関する間違った情報
CD付きの赤本は高く売れる
そもそも膨大な数ある赤本の中でCDが付いているのはたった5校(6冊)です。
具体的には以下の5校です。
- 神戸市外国語大学
- 大阪大学 文系
- 東京外国語大学
- 一橋大学 前期
- 東京大学 文科と理科
ちなみに、この中で上がるのは阪大と外大だけです。
ですが、この2校もあまり仕入れできるイメージはあまりありません。
また東大と一橋に関してはめちゃくちゃぶ厚いのでせどり向きではありません。
追記:東京外大はコロナの影響で全然上がらなくなりました。外国語学部自体が今あまり人気ないです。
偏差値の高い赤本ほど高く売れる
東京大学や京都大学といった難関大学の赤本はとにかく分厚いです。
しかもあまり上がりません。
また医学部や獣医学部の赤本も高く売れると書いている記事も多数あります。
医学部や獣医学部の赤本にについても同様です。定価は高いですが、あまり上がりません。
まあ、理由は簡単です。そういう大学って学費がめちゃくちゃ高いので一部の金持ちしか進学できないからです。
必然と受験者数が少ないからです。
逆に国士舘大学等偏差値が低くても上がる大学は多数あります。
売れる大学=需要がある大学なので偏差値は関係ありません。
女子大はどれも高く売れる
女子大の赤本は結構出版されていますが、高く売れる大学は本の一部です。
神戸女子大学は上がりますが、神戸⚪︎⚪︎女子大学は全然上がりません。
よく上がってた甲南女子大学は赤本を出版しなくなり、青山短期大学は募集停止になったので、より数は少ないです。
古い赤本ほど価値が高い
確かに古い赤本は需要があります。ただ古すぎると需要がなくなります。
教育には学習指導要領というものがあります。これが定期的に変わります。
特に2006において大きく変わりました。2006より前の赤本についてはほぼ売れないです。
上がる赤本には法則がある
売れる赤本には共通した特徴や法則があります。
そこで、売れる赤本の特徴や傾向については有料noteの「本せどりのオリジナル手法」に書きました。
当noteでは赤本については以下のことが学べます。
- 赤本の仕入れと販売の戦略
- 上がる赤本の特徴と法則(なぜ上がるかについて理由も書いています)
- 上がる法則の注意点
- 売れない赤本の特徴
- 売れる赤本の例
- ブックオフの値付けの穴
- 赤本以外の過去問も展開
※主に売れる赤本の傾向や法則や特徴を書いています。
なぜ上がるかという視点のみですので、売れる赤本のリストではないことをご了承ください。
詳しくはこちらの記事で「本せどりのオリジナル手法」についてまとめています。