今回は危険物の見分け方・納品のやり方について解説します。
マニュアルに危険物について書いてありますが、専門用語ばかりで意味わからない方も多いでしょう。
簡単にですが、なみのりがわかりやすくまとめました。
「あれ?なぜか納品できないなあ」そういう時は大体引火性危険物です。
エクセルで申請しなければなりません。
目次
危険物って何?
よく危険物というと、ナイフとか刃物のイメージがありますが、違います。
主にアルコールなど消防法で定められた化学物質が入った商品です。
リチウムイオン電池も危険物ですが、あまり見かけません。
また、危険物は普通の危険物と引火性危険物に分類されます。
この違いはアルコールの濃度や化学物質で変わります。
危険物に当たるもの(判別方法)
素人が危険物を完璧に見分けるのは不可能
素人が危険物を完璧に目視で見分けるのは不可能です。
完璧に見分けたいのならば、危険物取扱者の資格を取るしかありません。
余談ですが、危険物乙種第四類の資格自体はそんなに難しくないです。
工業高校で1年の1学期に全員受けさせられて、まあまあ合格者でるレベルです。
めちゃくちゃ頑張れば1日で取れなくもないです。
ただFBAで危険物を納品するために資格を取得するのはバカみたいな話です。
意外なものが危険物にあたる
意外なものが危険物というまあまあ罠があります。
例えばプリンター本体は危険物ではないのに、付属品のインクが引火性危険物だったりします。
中古でインクが付属していなかったとしても危険物扱いになります。
またコンディショナーでもASINによって危険物だったり・なかったり、引火性危険物だったりします。
危険物の可能性の高い商品の傾向
何となく危険物の傾向あるのでご紹介します。
危険物の可能性があるものをざっと並べます。
へルビに多いです。
- マジック(ほぼ確実)
- 香水(引火性危険物)
- スプレー缶(引火性危険物)
- 防虫剤・消毒剤(ほぼ確実)
- 整髪料(ほぼ確実)
- コンディショナー(たまに)
- マニキュア(たまに)
- 接着剤(たまに)
- 女の子の化粧のおもちゃ(たまに)
- 洗浄剤
共通していえることは全て液体が入っています。
なんとなくアルコールが入ってそうなものは怪しいと思ってください。
特に衛生関係(除菌・殺菌・ウイルス予防とか)、髪関係(コンディション・ヘアオイル・ワックス)は警戒してください。
また火気厳禁とあるものは確実に引火性危険物です。
確実:セラーセントラルから正確に判定する方法
セラーセントラルからASINを検索して、正確に判定できます。
この方法が確実です。
ちょっとでも怪しいと思った商品はセラーセントラルから判定しましょう。
危険物の納品方法
引火性危険物はエクセルで申請が必要(現在停止中)
引火性危険物はエクセルで申請が必要です。
こちらに申請します。
https://amazonjp.asia.qualtrics.com/jfe/form/SV_2bHMipWnZMHElcF
普通の危険物はエクセルでの申請は不要です。
追記:現在は最大納品数量内であれば、引火性液体であっても事前申請なしで納品可能。
危険物のみで納品
他の通常の危険物ではない製品と同じダンボールに入れて出してはいけません。
普通の危険物と引火性危険物を混ぜて同じ箱に出品するのは可能です。
通常の商品とはそもそも納品プラン自体がわかれる仕様となっています。
危険物在中の紙を貼る
こちらの紙を納品するダンボールの側面に貼らなければなりません。
危険物のシートはこちらからダウンロードできます。
ヤマト・郵便局は引火性危険物を運べない
引火性危険物は佐川急便でしか運べません。
ゆうパックやヤマトでは送れません。
エコムー便は佐川急便なので送れます。
あと、普通の危険物はヤマトや郵便局でも運べます。
でも、ぶっちゃけ中身はわからないので、引火性危険物も運べなくはないです。
ただ事故など起こした場合は損害賠償など発生する可能性があるので絶対にやめましょう。
追記:ちなみに、ヤマト運輸のパートナーキャリアは危険物自体送れません。
納品先
引火性液体の納品先はは狭山FC(HND2),小田原FC(FSZ1) ,古河FC(TPZ1) ,神戸FC(TPZ2) , 加須FC(TPZ3) , 中台FC(TPZ4)のみです。
個人的には小田原しか出たことありません。
普通の危険物は基本的にどこでも出ます。
最後に
一度マニュアルに目を通してください。
https://s3.amazonaws.com/JP_AM/su/376.pdf
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