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2024年5月開始の「低在庫レベル手数料」がやばすぎる 回避方法は?

2024年5月開始の「低在庫レベル手数料」が開始されますがこれはっきり言ってやばすぎますが、回避方法はいくつかあります。

ネット上に情報少ない上に公式の解説は意味不明です。実践していく中で発見がありました。

 

あと、最初に記事書くだけ書いて放置しているサイトが多すぎます。

記事書くなら責任持ってちゃんと更新していただきたいです。

 

低在庫レベル手数料とは?

Amazonでは以下のように解説されています。

小型・標準サイズの商品について、低在庫レベル手数料を新たに導入します。この手数料は、在庫レベル(販売数に対し、フルフィルメントセンターに十分な在庫量があるかを示す指標)が継続して一定基準を下回る商品に適用されます。十分な在庫量を維持することで、Amazonの物流拠点間で商品を適切に分配し、配送スピードや配送コスト、ひいてはFBA配送代行手数料を適正に保つための取り組みです。

要するに、早く売り切って在庫持ってなかったら次回販売の時に手数料取られます。

 

手数料導入する理由がとにかく意味がわからないです。

十分な在庫量を維持することで、Amazonの物流拠点間で商品を適切に分配し、配送スピードや配送コスト、ひいてはFBA配送代行手数料を適正に保つため

早く売り切って在庫持たないことにFBA配送代行手数料を適正に保つことに何の関わりがあるのか説明できていません。

ていうか、この理由でいくなら配送代行手数料値下げしないと説明つかないでしょう。

 

 

大前提:1週間で19個以下の販売ならば免除

まず、最初に結論から申し上げると毎週19個だけ納品していたら免除されます。

 

低在庫レベル手数料が導入された当初全ての商品が対象でしたが、おそらくあまりにも苦情が相次いだのでしょう。

だって全て適用だと初回納品する商品はすべて低在庫手数料の対象になります。

もしかしたらAmazonも行政からもなんか言われるのを危惧したのかもしれません。

ちなみに、アメリカamazonも19個以下で免除の対象になっていました。

 

 

実際にいくら手数料掛かるの?

まず手数料です。小型で9円、標準で22円課されると思っていいでしょう。

 

 

過去在庫日数の計算方法は?

この計算式で短期か長期どちらか14を超えていたら請求されません。

この平均在庫数、平均出荷数は自分の数字を見る限り共に自分の在庫と出荷数のみで判定されます。

要するに他の方がいくら売ってようが、在庫持っていようが関係ないです。

ということは、1つ売れると30日間で平均出荷数は0.03になります。

15日間1個在庫を持つと、30日間で平均在庫数は0.5になります。

よって在庫日数は0.5÷0.03で16.6になって14をクリアします。

もしも在庫数が5つだと、3日間で平均在庫数0.5になります。

 

判定は1週間ごとにされる

これずっと知らなかったです。

てっきり毎日更新かと思ったら、1週間ごとに計算されていました。

なので、うっかり20個売って低在庫手数料なっても1週間販売しなければ、低在庫手数料解除されることを確認しました。

また、更新のタイミングによっては売れたけどあとでキャンセルされた場合本来は請求されるはずではない手数料請求される可能性あります。

一番最後に更新のタイミングを調べる方法書いています。

 

新規登録ASINは免除?

ちなみに、FBA新商品特典プログラムに登録すればはじめてFBAで出品されたASINであれば免除みたいな書き方されてますが、これは関係ないです。

そもそもFBA新商品特典プログラムは既に他の出品者がFBAで出品されていると対象外です。

なので自分が商品ページを作ったオリジナル商品以外は基本対象外だと思ってください。

正直かなり説明がわかりにくいです。

一応ソース貼っておきます。

https://s3.amazonaws.com/JP_AM/su/FBA_new_selection_program_jp_20200401.pdf

 

 

どこが問題なの?

いくら売れるかなんて予測がつかない

急に理由もわからず売れまくることってよくあります。

あとは1人の人が一気に10個とか買っていくこともよくあります。

こんな予測できないことで売り切れて手数料請求されるって理不尽でしかないです。

対策としては購入制限をつけるしかないです。

 

季節品、トレンド品が扱いにくくなる

一応季節品も考慮しているぜみたいな書き方されていますが、季節品なんて出品しないとどれだけ売れるかわからないところあります。

毎年同じ数売れるとは限らないですし。

特に急にトレンドで売れ出した商品なんて対応できるわけないです。

こういう世の中なので最近では急な原材料不足で入荷できないんてよくあります。

この表の通りに在庫持つとしたら、そもそも売れない時期に売れない在庫を1つでも持つのが矛盾しています。

 

Amazonが大量に在庫壊す時ある

ギリギリな数持っていたらAmazonが大量に在庫壊して在庫0になる時があります。

Amazonに在庫壊されて理不尽に手数料請求されたらたまったもんじゃないです。

 

長期で在庫保管していたら手数料掛かる(しかも値上げ)

長期保管手数料です。

元々1年以上在庫を持っていたら長期保管手数料かかっていましたが、270日でも請求されるようになりました。

要するに、在庫をたくさん持ち過ぎても、在庫切れしても手数料請求されます。

長期保管手数料に関しては毎年値上げしています。

 

親ASINごとに算出

なんかごちゃごちゃ言い訳していますが。

 

一つの親ASINにSサイズ、Mサイズ、Lサイズがあったとします。

おそらくMサイズが一番よく売れます。

ですが、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ全部の合計で在庫日数計算されます。

低在庫手数料を回避したいならばSサイズを19個、Mサイズを19個、Lサイズ19個では57個としてカウントされます。

Sサイズ、Mサイズ、Lサイズで合計で19個在庫を持たなければなりません。

 

 

回避方法は?

【最強】在庫を19個しか納品しない

あまりにもこのルール理不尽なのでおそらくみんなが文句言いまくったのでしょう。

もしかしたらAmazonも行政からもなんか言われるのを危惧したのかもしれません。

そこでルール変更がされました。

過去7日間の販売数が20点未満の商品は同手数料の対象から除外されます。

つまり1週間で19個しか売らなければ手数料請求されません。

っていうことはそもそも在庫が19個以下だったら請求自体されません。

20個を超えないように在庫を持つのが一番有効です。

 

ただ常に19個在庫維持するように補充をしていったら、売れ方のタイミングでは20個以上売れて低在庫手数料の対象になることがあるので注意です。

 

1週間全く売らない期間を作る

1週間で19個売れなければ、低在庫手数料に1度なっても解除されることを確認しました。

つまり1週間全く販売しなければ、低在庫手数料請求もされないし、解除できます。

1週間に19個以上売れる商品であれば売らないのももったいないです。

そういう場合は一気に納品できるだけ納品して、何かしらの事情で補充できなくて低在庫手数料請求されそうになったら、そもそも在庫を1週間持たなかったり、絶対に売れない価格に釣り上げるのが有効です。

 

食品・ドラッグストアは免除

食品とドラッグストアカテゴリーは全商品免除となっています。

2025年6月2日から2026年3月31日まで限定ですが、永久化されるような気がします。

 

ぶっちゃけ縦積みするならあまり気にしなくても良い

数多く商品売っていたら勝手にクリアできるので、気にしなくても良いです。

 

例えば1つ売れると30日間で平均出荷数は0.03になります。

15日間1個在庫を持つと、30日間で平均在庫数は0.5になります。

よって在庫日数は0.5÷0.03で16.6になって14をクリアします。

もしも在庫数が5つだと、3日間で平均在庫数0.5になります。

そう考えると同じ商品を繰り返し販売する人は気にしなくていいです。

 

 

手数料の確認方法

過去に請求された手数料については見方がわからなかったです。

 

現在やこれから課される手数料の見方については簡単に確認できます。

セラーセントラルから「在庫」→「FBA在庫」をクリックします。

1つずつ説明します。

「免除済み」は主に7日間で19個売れていないものが表示されます。

「免除対象外」は主に7日間で19個以上売れたものが表示されます。

「手数料が適用されます」は現在低レベル在庫手数料が課されるものが表示されます。

「手数料が適用されません」は現在低レベル在庫手数料が課されないものが表示されます。

 

例えば、「免除対象外」と「手数料が適用されません」の2つにチェックを入れると今は手数料課されていないけど、今後の在庫次第では手数料が課されるものに絞れます。

 

あとは更新期間の確認方法です。

対象の商品の「詳細」をかざしたらにょろって出るのですが、最終更新日が出ます。

この場合だと9月28日の1週間後の10月5日が更新日となります。

例えば、低在庫レベル手数料が請求される状態であれば、9月28日〜10月5日までの間に全く売らなければ、請求もされないですし、次回は解除されます。

 

 

まとめ

頭を使えば回避はできるとは思いますがこんなことにリソース割くのが嫌ですね。

在庫をたくさん持ち過ぎても、在庫切れしても手数料請求ってなんでもいいから手数料取りたいという必死さを伺えます。

 

 

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