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2024年5月開始の「低在庫レベル手数料」がやばすぎる 回避方法は?

2024年5月開始の「低在庫レベル手数料」が開始されますがこれはっきり言ってやばすぎます。

ただ同じものを大量に納品して繰り返し出品する人はあまり気にしなくても大丈夫です。

中古の人は実質手数料値上げです。

 

低在庫レベル手数料とは?

Amazonでは以下のように解説されています。

小型・標準サイズの商品について、低在庫レベル手数料を新たに導入します。この手数料は、在庫レベル(販売数に対し、フルフィルメントセンターに十分な在庫量があるかを示す指標)が継続して一定基準を下回る商品に適用されます。十分な在庫量を維持することで、Amazonの物流拠点間で商品を適切に分配し、配送スピードや配送コスト、ひいてはFBA配送代行手数料を適正に保つための取り組みです。

要するに、早く売り切って在庫持ってなかったら次回販売の時に手数料取られるようです。

 

手数料導入する理由がとにかく意味がわからないです。

十分な在庫量を維持することで、Amazonの物流拠点間で商品を適切に分配し、配送スピードや配送コスト、ひいてはFBA配送代行手数料を適正に保つため

早く売り切って在庫持たないことにFBA配送代行手数料を適正に保つことに何の関わりがあるのか説明できていません。

ていうか、この理由でいくなら配送代行手数料値下げしないと説明つかないでしょう。

 

 

実際にいくら手数料掛かるの?

まず手数料です。小型で9円、標準で22円課されると思っていいでしょう。

 

 

過去在庫日数の計算方法は?

この計算式で短期か長期どちらか14を超えていたら請求されません。

この平均在庫数、平均出荷数は自分の数字を見る限り共に自分の在庫と出荷数のみで判定するようです。

要するに他の方がいくら売ってようが、在庫持っていようが関係ないです。

ということは、1つ売れると30日間で平均出荷数は0.03になります。

15日間1個在庫を持つと、30日間で平均在庫数は0.5になります。

よって在庫日数は0.5÷0.03で16.6になって14をクリアします。

もしも在庫数が5つだと、3日間で平均在庫数0.5になります。

 

注意なのは在庫を持っただけではダメです。一つは最低売らないと分母が0になるので、14をクリアできません。

なので初回は必ず低在庫レベル手数料課されるということになります。

 

新規登録ASINは免除?

ちなみに、FBA新商品特典プログラムに登録すればはじめてFBAで出品されたASINであれば免除みたいな書き方されてますが、これは関係ないです。

そもそもFBA新商品特典プログラムは既に他の出品者がFBAで出品されていると対象外です。

なので自分が商品ページを作ったオリジナル商品以外は基本対象外だと思ってください。

正直かなり説明がわかりにくいです。

一応ソース貼っておきます。

https://s3.amazonaws.com/JP_AM/su/FBA_new_selection_program_jp_20200401.pdf

 

 

どこが問題なの?

試し売りができなくなる

はじめて販売する商品なんてどれくらい売れるのかなんてわかりません。

普通売れ残りは出したくないので、とりあえず10個とか5個とか販売してみて売れ切れる速度を見て、今度は何個納品しようって考えるのが一般的です。

試し売りで売り切れてしまうと、追加で手数料が取られるって普通に考えて意味がわかりません。

 

いくら売れるかなんて予測がつかない

急に理由もわからず売れまくることってよくあります。

あとは1人の人が一気に30個とか買っていくこともよくあります。

こんな予測できないことで売り切れて手数料請求されるって理不尽でしかないです。

対策としては購入制限をつけるしかないです。

 

1点ものが実質手数料値上げ(特に中古)

今回中古も適用されるのが鬼です。

同じASINを何個も販売すれば、1回目は手数料支払うことになっても2回目以降は簡単にクリアできます。

 

例えば、古本せどりとか中古家電せどりとか基本2度と同じものを仕入れすることがないタイプの商品は毎回手数料を支払うことになります。

 

季節品、トレンド品が扱いにくくなる

一応季節品も考慮しているぜみたいな書き方されていますが、季節品なんて出品しないとどれだけ売れるかわからないところあります。

毎年同じ数売れるとは限らないですし。

特に急にトレンドで売れ出した商品なんて対応できるわけないです。

こういう世の中なので最近では急な原材料不足で入荷できないんてよくあります。

この表の通りに在庫持つとしたら、そもそも売れない時期に売れない在庫を1つでも持つのが矛盾しています。

 

Amazonが大量に在庫壊す時ある

ギリギリな数持っていたらAmazonが大量に在庫壊して在庫0になる時があります。

Amazonに在庫壊されて理不尽に手数料請求されたらたまったもんじゃないです。

 

無在庫もダメ

だからといって無在庫は規約違反です。

楽天とかヤフーだと在庫は確保されているけど、工場からの出荷がまだみたいな状況よくありますが、そういう状況でも無在庫はアウトです。

 

長期で在庫保管していたら手数料掛かる(しかも値上げ)

長期保管手数料です。

元々1年以上在庫を持っていたら長期保管手数料かかっていましたが、270日でも請求されるようになりました。

しかもこの手数料も2024年4月からさらに値上げです。

要するに、在庫をたくさん持ち過ぎても、在庫切れしても手数料請求されます。

 

親ASINごとに算出

どうせ子ASINごとに判定するのはシステム的にできないとかそんなもんでしょ。

なんかごちゃごちゃ言い訳していますが。

 

一つのASINにSサイズ、Mサイズ、Lサイズがあったとします。

おそらくMサイズが一番よく売れます。

ですが、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ全部の合計で在庫日数計算されます。

そうなってくると売れにくいのに、Mサイズの売れ行きに合わされるならLサイズ扱うのやめようとか考える方もいるでしょう。

 

最終的に一番困るのは客

手数料課されたらその分商品の値上げするしかないわけです。

そうなってくると一番困るのってお客さんじゃないですか?

はっきり言って誰も得しないです。

 

 

回避方法は?

【一番効果的】在庫減ったら値上げする

1個でも在庫が常にあれば手数料請求されません。(ただし180日間で1個は売れないとダメ)

ということは在庫が減ったら絶対に売れない値段に値上げすればいいです。

これは今後価格改定ツールで在庫が何個以下になったら自動で値上げするっている機能が追加されるかもしれません。

 

一応プライスターに要望は出しました。きっとやってくれると信じています。

 

ぶっちゃけ縦積みするならあまり気にしなくても良い

数多く商品売っていたら勝手にクリアできるので、気にしなくても良いです。

 

例えば1つ売れると30日間で平均出荷数は0.03になります。

15日間1個在庫を持つと、30日間で平均在庫数は0.5になります。

よって在庫日数は0.5÷0.03で16.6になって14をクリアします。

もしも在庫数が5つだと、3日間で平均在庫数0.5になります。

そう考えると同じ商品を繰り返し販売する人は気にしなくていいです。

 

在庫切れしたらすぐに納品する

最悪在庫切れしてもすぐに納品すれば問題ないです。

うっかり在庫切れしたら速やかに納品しましょう。

 

2つのSKUでFBA納品

新品は同一の商品を複数出品するのは規約違反ですが、上手い方法あります。

1点はカート取れるような価格で出品して、もう片方は手数料回避ように価格上げて出品しません。

FBA納品しても出品しないように設定することはできるので、1つのASINに対して2つSKU作ってFBA納品して片方1点だけ納品して出品しないようにすれば手数料回避できるかもしれないです。

一応FBAにある全在庫が対象みたいな書き方されていたので、FBAに納品さえされていれば出品の有無は関係ない可能性は高いです。

 

追記:出品停止しても自動的に再出品される仕様になっていました。

 

たぶん中古は適用外

さすがに中古もやるほど鬼ではないと思います。まだ詳細発表されないとわかりませんが。

現時点では中古は適用外とは書かれていません。

追記:中古も適用されるようです。鬼すぎます。

 

SKU削除すれば回避?

SKU削除すれば回避できるんじゃね?みたいなこと言っている人いましたが、さすがにそんなに甘くはないはずです。

追記:ASINごとに判定でした。SKU変えても関係ないです。

 

まとめ

頭を使えば回避はできるとは思いますがこんなことにリソース割くのが嫌ですね。

在庫をたくさん持ち過ぎても、在庫切れしても手数料請求ってなんでもいいから手数料取りたいという必死さを伺えます。

とりあえず今後販売する可能性のある商品は在庫を1個でも残すようにしておきましょう。

 

 

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