今回モノレートの代替ツールのリーファを試してみました。
2021年3月30日にアップデートされてかなり改良されてかなり使いやすくなりました。
もし以前解約された方がいたら、再契約を検討してもいいと思います。
また当サイトでは他のモノレートの代替ツールについても独自に比較しています。
目次
どこが更新されたの?
主なアップデートは以下の通りです。
- 中古コンディション別の価格推移が見れるようになった
- カート取得率が確認できるようになった
- Amazon本体価格を表示
- 2020年3月以前の古本のグラフも表示されるようになった
詳しくは後程解説しています。
追記:2021.12.16に商品リサーチ機能が追加されました。
商品リサーチ機能もなかなかいい感じです。後程詳しく解説しています。
リーファの料金
他社のモノレート代替ツールと一緒に比較します。
リーファ | 2178円/月 |
Keepa | 全会員月19ユーロ・年契約140ユーロ(月約3000円、年契約22000円) |
アマコードプロ | 4980円/月(アプリから申し込みは月5500円) |
Keepaは円安で高くなりました。
また料金改定で全会員値上げになりました。
リーファは値上げしていないのでコスパが良いです。
リーファの機能
まずは、いきなりスクショを見た方がわかりやすいです。
スマホの画面全体をスクショしました。
全期間見れる
「1ヶ月」「3か月」「6ヶ月」「12か月」「全期間」に絞れます。
「全期間」で見れるツールは少ないので貴重です。
ちなみに、デルタトレーサーの有料版は仕様変更で全期間から24か月になりました。
見れる価格のグラフの種類
「アマゾン本体価格」「カート価格」「新品最安値」「中古最安値」「アマゾン本体価格」が見れます
そして、2021年3月のアップデートで中古コンディション別グラフが見れるようになりました。
初期設定では見れないので、設定でする必要があります。
リーファユーザー
リーファのユーザーがその商品を何人見たかがわかります。
例えば、店舗せどりだと全国的なセールだと閲覧のユーザー数が多いと、急激な値下がりのリスクを予想することができます。
ただこの画像はswitchなのでユーザー数が多いですが、無料で公開していたモノレートと比較するとそもそものユーザーが少ないので0の商品が多い印象です。
カート取得率
これ意外と画期的です。カートの取得率がセラーIDでわかります。
最近は最安値ではなくても、なぜかカート取得でできることがあるので、目安になります。
「カート取得者なし」まで取得できるのも興味深いです。(おそらく定価以上になったのでしょう)
Chromeの拡張機能
Amazonの商品ページを開いたら、自動的にその商品のリーファのページがAmazonの商品ページに表示されます。
なみのりはこの機能を評価しています。
なぜかというと、リーファの拡張機能はとにかく軽いからです。
純正のKeepaの拡張機能入れていたことありますが、むっちゃ重かったです。
こんなに大きいと重そうな感じがしますが、めっちゃ軽いです。
カメラ検索
スマホのカメラを使ってバーコード検索できます。
今までいくつか使ったことありますが、この手のWEBツールのカメラ検索は正直使いものにならないことが多いです。
リーファはWEBツールの割にはカメラの読み込み精度はかなり高いです。
カメラ検索に関してはかなりこだわっていることが伺えます。
また無料アプリの「QRジェネレータ」を使えば、さらにバーコード検索の精度を大きく上げることができます。
この機能はマニュアルで「必ず設定してほしい箇所」に入っているくらいイチオシの機能のようです。
ショートカット機能
iPhone限定ですが、検索をしやすくする為に「ショートカットを使った検索機能」があります。
ショートカットはiPhoneの純正アプリです。
ショートカットは他のアプリと連携して、自動化や効率化するアプリです。
主な目玉機能はカメラからバーコードを読み込んで、通知で商品情報を表示させる機能です。
カスタマイズも自由にできます。
もちろん、ショートカットとQRジェネレータと連携することも可能です。
QRジェネレータからカメラで読み込んで通知で価格やランキングや3ヶ月の販売数などを表示させることができます。(リーファのページに飛ぶ必要が減る)
音声で通知することも可能です。
イオンモールとかでお買い物したついでにふらっとワゴンを検索するにはありかなとは思います。
NEW:商品リサーチ機能が凄い
商品リサーチ機能は神機能です。よくぞ付けてくれたって感じです。
この機能を駆使すれば電脳せどりで大活躍します。
これがあるからリーファ課金する意味があります。
Keepaの「Product Finder」と同じ機能です。
Keepaは英語ばっかで若干使いやすいですが、リーファでは感覚で使えるように設計されています。
Amazonの商品を以下のような条件を絞って検索することができます。
- カテゴリー
- ランキング
- Amazon本体の出品の有無
- 価格
- 出品者数
- 評価数
- 寸法
具体的には以下のようなことを設定して検索できます。
リーファの商品リサーチ機能を使えば、簡単に電脳せどりで利益が出る商品を抽出できます。
ただし、1回1万件、1日3万件の制限があります。
リーファのメリット
新規でKeepa契約するよりも安い
現在新規でKeepa契約すると月19ユーロします。
月約3000円です。
特に現在円安でユーロは高くなっていて、円決済の方が有利です。
為替の状況にもよりますが、リーファの方が約900円安いです。
動作がめちゃくちゃ速い
リーファを使う上での最大のメリットはスピードがめちゃくちゃ速いことです。
リーファは表示がめちゃくちゃ速いです。なみのりはたくさん代替ツール使いましたが、リーファが一番速いです。
他のツールも使ってみましたが、動作が遅いツールが多かったです。
特にKeepaはグラフの表示が遅いです。
リーファは高速なサーバーを使い、画像の圧縮や軽量化をしっかりしているのでしょう。
スマホに最適化
リーファはデザインが洗練されています。
他のツールもいくつか使ってみましたが、デザインがよくないものが多いです。
特にKeepaはスマホに最適化されていないので見にくいです。
リーファはグラフがスマホに最適化されていて見やすいです。
リーファはグラフや表や文字の大きさはもちろん配置も、スマホに最適化されています。
電脳はもちろん店舗せどりでも効率よくデータが確認できます。
リーファで電脳せどりができる
世の中には月1万円を超えるような電脳ツールありますが、そんなものは必要ないです。
リーファだけでAmazonの商品を細かく絞れるので、ガンガン利益が出る商品を発掘できます。
ちなみに、商品リサーチみたいな機能は他のツールでもありますが、ここまで詳しく絞れるツールは他にありません。
例えば、アマコードプロだとこの程度しか絞れません。
リーファのデメリット(注意点)
iPhoneからしかショートカット機能が使えない
ショートカット機能はAndroidからでは使えません。
これはリーファに限ったことではないのですが、せどりツールはios中心で、Androidには冷たいです。
iosのアプリはあるけど、Androidには非対応なんてざらです。
どちらにも対応しているツールでもAndroidは更新が遅かったり、機能が制限されていることが多いです。
ショートカットの設定がめんどくさい
ショートカット以外の機能は特に難しい設定しなくても使えます。
ただしショートカットに関しては自分で設定しないと使えません。
正直ショートカットを設定しなくてもリーファの9割以上の機能は利用できます。
ショートカットの設定のマニュアルは用意されていますが、まあまあめんどくさいです。
機械音痴ではない、なみのりが見ても正直めんどくさいなあって思いました。
なみのりも少しだけ実際に設定してみました。
別にマニュアルが不親切とかわかりにくいとかいうことはないです。
ITに弱い人だったらちょっと厳しいかもしれません。
もし上手くいかなかったら、リーファのお問い合わせフォームから、ショートカットに関する質問等できます。
(ショートカットのみLINEからは不可)
解約申請した時点で利用不可
解約はinfotopからします。
一か月ごとに自動更新システムですが、残り30日あったとしても解約申請したらその時点で利用できなくなります。
解約する時に一切注意喚起が出ないの注意です。
店舗せどり勢は検索アプリが別にあった方がいい
ネット仕入れ中心であれば、リーファだけで十分です。
リーファは一応ショートカットで検索機能は付いていますが、なんだかんだ別に検索アプリ欲しくなります。
ショートカットは通知欄を荒らしますし、複数のアプリをまたぐので効率はあまり良くないです。
有料の検索アプリであれば、アプリ1つの画面で完結します。
別に検索アプリを用意した方が、検索設定が細かくできるし、出品も効率化できます。
検索アプリのカスタムボタンでリーファのボタンを追加したら、便利に利用できます。
カスタムボタンの設定はショートカットよりも簡単に設定できます。
せどりすとプレミアム
月5500円しますが、週3日以上せどりをするヘビーユーザーならば、せどりすとプレミアムがおすすめです。
せどりすとプレミアムでは、中古のコンディション「良い」以上に絞って検索できます。
デザインや機能がかゆい所に手が届いて非常に使いやすいです。
アラームも細かく設定できるので、汎用性が高いです。
出品機能も細かく設定できてめちゃくちゃ使いやすいです。
コンディション・カテゴリー別にテンプレが設定できる上に中古写真の掲載も出来るので、非常に便利です。
せどりすとプレミアムは仕入れしながら、出品がやりやすいです。
ただし、せどりすとプレミアムにはモノレートの代替機能は全くありません。
だから、せどりすとプレミアムのカスタムボタンでリーファを設定するといいでしょう。
URLは以下にすると追加できます。
https://leafer.jp/Search?code={asin}
せどりすとプレミアムについてはこちらの記事で掘り下げて解説しています。
本のランキングに違和感
なぜか本のカテゴリーだけ本の全体のランキングではなくて、小カテゴリーのランキングになっています。
例えばこちらの群馬大学の赤本を見てみましょう。
今は亡きデルタトレーサーの有料版では、本のランキングで236,800位です。
しかし、リーファでは本 > ジャンル別 > 教育・学参・受験 > 高校教科書・参考書 > 大学受験入試問題集の中で519位になっています。
要するに、東大とか青山学院大学とか赤本の中で519位ってことなんです。
よっしゃあ519位だって思ったら、本当は20万位みたいなことざらなので本については注意した方がいいです。
もちろんリーファでは、ランキングのグラフも本全体のランキングではなく赤本の中でのランキングになっています。
一応確認の為に本全体のランキングになっている今は亡きデルタトレーサーの有料版のグラフも提示します。
この件について問い合わせしましたが、今後改善する予定はないそうです。
無料のモノトレーサーとの違い
無料で販売履歴が見れるツールとしてモノトレーサーがあります。
無料のモノトレーサーとリーファの違いについてです。
ぶっちゃけ販売履歴を見るだけならモノトレーサーで十分
データー自体はどちらもKeepaを元にしていると考えられているので同じだと思います。
むしろリーファは本のランキングが正確ではないので、本に関してはモノトレーサーの方が使えます。
正直販売履歴を見ることだけが目的ならば、モノトレーサーで十分です。
リーファの方が動作が圧倒的に速い
モノトレーサーも別に動作が遅いわけではないですが、グラフが表示されるまでワンテンポ遅いです。
リーファの方がサイトが軽いのか圧倒的に動作速いです。
特に店舗せどりでは店舗で素早くリサーチしたいので、動作が速いほうが使いやすいです。
最大のメリット:商品リサーチ
モノトレーサーにあってリーファにない機能は商品リサーチです。
逆を返せば商品リサーチを使わないのだったら、わざわざリーファに課金する価値はないです。
リーファはどんな人におすすめ?
ネット仕入れが中心の方
電脳仕入れ中心であれば、リーファだけで十分対応できます。
しかも商品リサーチ機能でガンガン新規商品も発掘可能です。
店舗せどりガチ勢
店舗せどりを週3日以上行っている方はせどりすとプレミアムと併用がおすすめです。
ただせどりすとプレミアムはモノレートの代替機能がないので、リーファで補いましょう。
カスタムボタンでリーファを追加するといいでしょう。
初心者
本当に初心者の方であれば、リーファのショートカット機能を駆使してカメラ検索するのもありです。
2021年5月にセラースケットの検索アプリワカルンダでリーファのカスタムボタンを追加できるようになりました。
価格改定ツールも込みで月2980円と非常に安いので、初心者におすすめです。
まとめ
リーファは販売のグラフが高速で表示できる非常に使い勝手のいいツールです。
Amazon物販をやっている方であれば万人におすすめできるツールとなっています。
是非一度お試しください!!
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