D-plusの機能とメリットとデメリットについてまとめました。
他の「プライスター」「Cappy」「マカド」「アマストリーム」とも比較します。
目次
料金
他のツールと料金を比較します。
セラースケット | 2980円/月 |
Cappy | 3980円/月 |
D-plus(ライト) | 3980円/月 |
アマストリーム | 2980円/月換算(※年契約 一括払いではない) |
マカド | 4980円/月 |
プライスター | 5280円/月 |
D-plus(スタンダード) | 5980円/月 |
ECザウルス | 6458円/月(年払い5382円/月) |
D-plusの主な機能
他のブログを見ているとどのツールでもできるのに、D-plusにしかできないみたいな書き方をしている方を多く見かけます。
なので、敢えて他のツールでも出来ることも合わせて紹介します。
価格改定機能
他のツールと比較して気づきましたが、どの価格改定ツールでも以下のような基本的な機能は満たしています。
- FBAまたは自己発送に合わせて価格改定
- 「良い」などコンディションに合わせて価格改定
- Amazon本体を除外
- ポイントを考慮して価格改定
- 価格改定の上限・下限を設定
これらの機能があれば価格改定ツールとしては十分です。
逆に細かい機能があっても多くの方は上手く使いこなせないでしょう。
出品効率化
多くの価格改定ツールでは出品効率化の機能は搭載されています。
もちろんD-plusにもセラーセントラルより使いやすい出品効率化の機能が搭載されています。
売上管理(利益率や在庫価格など)
売上管理の機能は基本的にどのツールでも搭載されています。
棚卸し
棚卸の機能も基本的にどのツールでも搭載されています。
セラーセントラルから棚卸は可能ですが、色々不便です。
価格改定ツールを利用すれば、ワンクリックで棚卸が完了します。
サンクスメール
評価依頼メールです。
サンクスメールも基本的にどのツールでも搭載されています。
あれば便利という程度です。
送るメールの内容次第では不当な返品や苦情、低評価を避けることも可能です。
ライトとスタンダードの違い
ライトプランとスタンダードプランで機能が異なります。
他にも細かい違いはありますが、主な機能の違いです。
ライト | スタンダード | |
料金 | 月3980円 | 月5980円 |
自動価格改定商品数 | 2000商品まで | ∞ |
海外Amazon | × | 〇 |
好きな商品をトラッキング | × | 〇 |
機能的にはライトプランで十分でしょう。
価格改定は2000商品あれば多くの方は十分でしょうし。
スタンダードプランの5980円はマカドやプライスターと比較したら高いです。
D-plusだけの強み(メリット)
無料から使える
実はD-plusは制限がかなりありますが、無料から使えます。
月50商品まで価格改定ができます。
まだ初心者で全然出品をしていない人には使い勝手がいいでしょう。
トラッキング機能
他のツールと比較して唯一トラッキング機能が搭載されています。
指定した価格になれば、メールで通知が来ます。
1つめの条件に合致した後2つめの条件に合致したタイミングでお知らせできる2段階お知らせ機能も搭載されています。
D-plusの弱み(デメリット)
サポート面に不安
新規登録するのに、MWS認証が必要ですが「この開発者は、現在新しい認証の対象ではありません。」となって認証できませんでした。
問い合わせしましたが、「48時間以内にお返事いたします。」って書いてあるのに48時間待っても返信ありませんでした。
別に土日や祝日だったわけでもありません。その後ずっとなしのつぶてです。
サポート面についてはかなり不安です。
ブログが更新されていない
新機能追加のお知らせはブログやTwitterで告知されます。
ブログの更新やTwitterで活動が多くされているツールは機能追加への意欲が高くサポートが良い印象です。
ですが、D-plusでは2023年1月現在で2018年4月11日から更新がありません。
定期購読制のツールとしては致命的です。
ライトプランとスタンダードプランで機能を分けている
あくまでも個人の感想ですが、ライトプランで制限を掛けているのがけちくさいなあという印象です。
サーバーの負荷の影響でライトプランの価格改定数を2000商品に抑えているのはまだ理解できますが、問題はトラッキング機能です。
ライトプランでは自分が出品している商品しかトラッキング機能できません。
keepaみたいに自分で好きな商品を選んでトラッキングさせることができません。
D-plusの目玉機能がトラッキング機能なのに、ライトプランでは使い物にならないです。
しかもスタンダードプランは5980円と割高ですし、結局無料で刈り取り機能が使えるKeepaで十分じゃんってなります。
無料のkeepaで十分
トラッキング機能でやりたいことは大体keepaでできます。
keepaの垢BANが怖い方や、2段階お知らせ機能を使いたい方はD-plusのスタンダードプランに契約してもいいかもしれません。
無料で30日間お試しできますが、無料期間中はスタンダードプランを体験できます。
今は月2980円のセラースケットがある
セラースケットの価格改定ツールが2020年9月にリリースされました。
低価格なのに高機能
セラースケットの価格改定ツールはなんと価格破壊の2980円です。
低価格ですが、クラウド型で出品機能も使いやすく必要十分な価格改定ツールです。
元々業界ではプライスターがかなりのシェアを占めていて、かなり調子に乗っていました。
色々ひどい改悪はあるのですが、特に酷かったのは、2019年10月1日の消費増税の際に全ユーザーに便乗値上げを行ったことです。
4,800円が5280円に値上げしました。
露骨に自分たちの利益が増えるようにルールを改悪しているイメージです。
そこに割って入る形でセラースケットの価格改定ツールが誕生しました。
またセラースケットは既存ユーザーについては今後値上げを絶対にしないことを明言されています。
ここまで明言している以上、プライスターみたいに既存ユーザーも値上げしたら虚偽広告になります。
なのでセラースケットが今後既存ユーザーの値上げがないことは信用してもいいでしょう。
出品機能が使いやすい
セラースケットの出品機能は感覚的に使えるほど使いやすいです。
セラースケットはカテゴリー・コンディション別に細かくテンプレが作れます。
例年11月に送料還元キャンペーン
セラースケットでは今後もやるかどうかはわかりませんが、例年11月に送料還元キャンペーンやっています。
先着順ですが、セラースケットの価格改定ツールから出品で、最大1万円分還元のキャンペーンをやっています。
なぜかセラースケットと比較しないブログ多数
あと、マカドを今まで紹介していたブログはセラースケットの価格改定ツールを紹介しません。
マカドは解約さえされなければ、紹介者は毎月報酬が発生し続けます。
今までマカドを紹介していたブログはもしセラースケットを紹介して乗り換えされたら利益が減るので紹介はしないでしょう。
月額費用の3割はアフィ報酬です。
今までマカドを勧めていた人がセラースケットを紹介することはデメリットでしかありません。
散々今までマカドとセットでセラースケットを「真贋回避ツールだ」ってアピールしてた人も、いざセラースケットが格安で価格改定ツールを提供開始しても、解約されたら都合が悪いのでだんまりです。
突破的なバグが発生する可能性あり
セラースケットはちょくちょく突破的なバグが発生します。
しかもサポートも悪いです。
特にひどかったのが、2022年11月になぜか本だけ出品できないバグがありました。(現在は自然解消)
それに対して「(掛かってもいない)出品制限が原因だからAmazonの仕様」という趣旨の謎理論を出してきました。
現在は解消されていますが、突破的なバグが発生する可能性については覚悟しましょう。
セラースケットの価格改定ツールについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
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