なみのりです。
最近真贋調査が多発しています。
読み方は「しんがん」と読みます。
急に真贋調査が来たら焦ります。
なみのりも来たことあるので、気持ちはよくわかります。
食欲はなくなるし、寝ることさえできなくなります。
そんなみなさんをお助けしたいと思い、対処と対策についてこの記事を書きました。
参考になれば幸いです。
また現在は一切質問や相談はお受けしていません。
追記:
この記事は2019年6月9日に書き、定期的に更新しています。
当時はほとんど真贋調査について書いている人がいませんでした。
2020年に入って真贋調査について書く人が急増しました。
必要以上に煽っている方が多いですが、この記事に書いてあることを抑えておけば大丈夫です。
ですが、、、
他の方のブログを読むと初心者狙いの真贋調査(1年未満のアカウントの真贋調査)について
嘘を発信している方をかなりお見かけします。
- 小売店で仕入れした商品を新品で販売してはいけない
- 小売店で仕入れした商品は真贋調査突破できない
- 問屋・メーカー仕入れじゃないと真贋調査突破できない
- 中古品では真贋調査来ない
- 初心者狙いの真贋調査は避けれる
- 改善書が大切
全て大嘘です。
全て詳しい解説は、順を追って解説しています。
ちょっと長いですがしっかり読んで理解してください。
目次
真贋調査でくるメール
いきなりAmazonからメールが来ます。
真贋調査の種類によって少し異なります。ですが、大体形は同じです。
共通しているのは、請求書や領収書等の書類を求めてきます。
以下の情報をお送りいただきますようお願いいたします。
— 仕入れ先から発行された、発行日から 365 日以内の請求書、領収書、契約書、配送注文書、または販売許可書の写し。記載されている商品数が出品者様の在庫と一致している必要があります。
— 出品者様がブランド所有者でない場合、販売許可書と、供給プロセスが有効であることを証明する書類一式 (販売許可書を含む)。
— 出品者様がブランド所有者である場合、ブランド登録証明書のコピーと、事業者免許または個人の身分証明書のコピー。
— 仕入れ先の連絡先情報(名前、電話番号、住所、Eメール、ウェブサイトを含む)。ご提出いただくファイルは、.pdf、.jpg、.png、.gif のいずれかの形式でお送りください。これらの書類は、正本であり、改変されていないものである必要があります。Amazonから仕入れ先に連絡し、提出書類について確認させていただく場合がございますのでご了承ください。価格情報は削除することができますが、それ以外の情報は明示されている必要があります。
また偽物などこちらに過失がある場合は改善書が求められます。
抜き打ちチェックが目的の場合はこちらに過失がないので、改善書は求められません。
出品の再開をご希望の場合は、問題解決の対応と再発防止策の詳細を添えて、改善計画をご提出いただけますようお願いいたします。改善計画の作成について詳しくは、セラーセントラルのヘルプ(https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/200370560)をご覧ください。改善計画をご用意いただきましたら、セラーセントラルのパフォーマンス通知ページにて、このメッセージの隣に表示されている「対応について詳細を連絡する」ボタンをクリックしてください。
他の方のブログを見ていると、なんでもかんでも改善書を求められるという趣旨の記事を拝見しますが、大嘘です。
真贋調査の種類
追記:
真贋調査にも種類があります。
他の方のブログを見ていると、真贋調査にも色々種類があるのに、ごちゃ混ぜにしている方が多いです。
3つのASINを提示される初心者狙いの真贋調査以外はSKU削除して、もう出品しないことを告げると許されることが多いです。
真贋調査と言っても4種類あります。
また種類によって送られてくるアドレスが異なります。
ですが、審査しているのは全てアカウントスペシャリストです。
1.お客様からの通報で真贋調査になるパターン
- メールアドレス:seller-performance-policy@amazon.co.jp
お客様から「偽物だ」と言われたら真贋調査になります。
一切Amazonは商品をチェックしません。
正直Amazonに鑑定士置いて欲しいです。
また、パフォーマンスが低下します。
「商品の信頼性に関するお客様からの苦情」が1になります。
ちなみに、なみのりも経験したことあります。
なみのりも悪いですが、濡れ衣を着せられて真贋調査になったことがあります。
このパターンは改善書が求められます。
出品の再開をご希望の場合は、問題解決の対応と再発防止策の詳細を添えて、改善計画をご提出いただけますようお願いいたします。改善計画の作成について詳しくは、セラーセントラルのヘルプ(https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/200370560)をご覧ください。改善計画をご用意いただきましたら、セラーセントラルのパフォーマンス通知ページにて、このメッセージの隣に表示されている「対応について詳細を連絡する」ボタンをクリックしてください。
基本は改善書を提出して、SKU削除してもう出品しないことを告げると解決します。
改善書は自分ができる範囲のことを全力で書けば大丈夫です。
ただ何回もこのパターンの真贋調査になるとアカウント閉鎖になります。
2.リストに入っている商品が真贋調査になるパターン
- メールアドレス:listings-evaluation-nasd @amazon.co.jp
商品登録をしてSKUを作るだけではなりません。
FBAに納品したらなる場合が多いです。
恐らくメーカー等の苦情等で真贋調査になるリストがあって自動でメールを送っているのでしょう。
正直出品できないように、出品制限掛けろよっていうのが本音です。
こちらも、なみのりは経験しました。
こちらもSKU削除して、もう出品しないことを告げると解決します。
3.初心者が狙い撃ちで真贋調査になるパターン(ランダムピックアップ)
- メールアドレス:pq-seller-assessment@amazon.co.jp
アカウント作成1年未満の方に多発しています。
アカウント作って1年未満の方は必ず発生すると思っていいです。
逆にアカウント作成して1年以上の方は発生する確率はかなり低いので、気にしなくて結構です。
このパターンは最悪閉鎖になるので、一番やっかいです。
これはなみのりは経験ありませんが、色々な方から情報提供頂きました。
いきなりAmazonから抜き打ちチェックがあります。
別に何も悪いことしていないのに、いきなり真贋調査になります。
3つASINが提示されて、すべての領収書等を提出しなければなりません。
出品者様は、真贋の疑いの可能性がある商品を出品しています。該当の商品のリストを以下に示します。
————————————-
ASIN:△△△△
ブランド: □□□□
商品名: ◯◯◯◯ASIN:△△△△
ブランド: □□□□
商品名: △△△△ASIN:△△△△
ブランド: □□□□
商品名: ◇◇◇◇———————————–
大体アカウント作成1年未満が対象の傾向があります。
他の上2つのパターンは真贋調査になった段階でアカウント停止にはなりません。
このパターンが一番厳しくて、突破できなかったら閉鎖になります。
あくまでもテストを受けさせるという感覚です。
テストに合格すると、停止を解除できます。
きちんと、領収書等を提出して正攻法で突破しなければなりません。
このパターンは今の所新品でしか、真贋調査にあったと報告を頂いていません。
追記:中古でも真贋調査に遭ったという情報提供ありました。
中古のランダムピックアップ型の真贋調査については無料note書きました。
また、このパターンの真贋調査は1回通ればもう来ないと考えられています(推測)
追記:再度数か月以内に初心者狙いの真贋調査来たという事例はありますが、少ないです。
ですが、残りの上2パターンは初心者狙いの真贋調査を突破しても来るときは来ます。
まとめると、ランダムピックアップの真贋調査は正攻法で領収書など仕入れ先を確認できる書類を提出して突破するしかないです。
4.権利絡みのパターン
著作権や商標権や知的財産権などの権利絡みです。
へルビに多いイメージです。
基本はメーカーとの交渉になります。
Amazonとの交渉ではありません。
これは割と解決はできますが、メーカーとの交渉なのでめんどくさいです。
メーカーも全力で謝罪したら、たいていは許して貰えます。
正直、出品されたくないのだったら、出品制限掛けて欲しいです。
出品できてしまうのが恐ろしいです。
なみのりもメーカーから「あなたと取引していないけど?」ってメールが直接来たことあります。
FBAでおもちゃを出品したらメーカーから直接メールが来ました
権利絡みについてはうまく回避するしかないです。
ですがなんとなく権利絡みの真贋調査になりやすい商品は雰囲気で判断できます。
追記:実際に知財がきましたが、無視しました。
初心者狙い(ランダムピックアップ)以外は、簡単に解決できる
初心者狙い以外は比較的簡単に解決できます。
領収書や納品書等の証明書が出せる場合は出しましょう。
ですが、出せなくても、SKU削除して、もう出品しないことを告げて、適当に改善策を書くと解決する場合が多いです。
改善策に関しては、自分が対策できることを丁寧に論理的に書けば大丈夫です。
権利絡みの真贋調査に合いやすい商品の特徴
知的財産権など権利絡みの真贋調査は、出品できてしまう以上避けるしかないです。
ただ特徴ははっきりしているので、これらの特徴を頭に入れておけば避けれます。
聞いたことのないメーカー
意外と大手のメーカーは権利絡みの真贋調査になりにくいです。
聞いたことないメーカー程文句言う傾向にあります。
また自社でAmazonに販売しているメーカーも避けた方が無難です。
特にヘルビに多いです。
いきなり出品者数が減った
これはあるあるです。
Keepa等のグラフを見てランキングに変動がないのに、出品者数が減った場合は疑いましょう。
出品者数がいきなり20から0になった商品は怪しいと思っていいです。
本当にトレンド等で急に売れた場合もありますが、疑った方がいいです。
メーカーが出品者にいる
たまにメーカーが出品者にいる商品があります。
これは確実に出品を避けたほうがいいです。
メーカーからしたら邪魔でしかないからですね。
出品者が超大手ばかり
出品者が有名な大手の会社ばかりだと疑った方がいいです。
大手以外に商品を卸していない可能性があります。
個人のせどらーっぽい人が出品者にいれば安心できます。
商品名に「正規品」と入っている
「正規品」も多いですが、「国内正規品」も多いです。
「正規代理商品」とかも疑った方がいいです。
これは偽物を避けている可能性が高いことから真贋調査の可能性があります。
よっぽど出品者に個人っぽい人がいない限り避けたほうがいいです。
ヘルビ
現在でいうドラッグストアとビューティーのカテゴリーです。
全ジャンルの中で最も真贋調査多いです。
特にネット限定で売られている、初回が安い商品は特に怪しいと思っていいです。
セルフバックの商品も絶対やめた方がいいです。
最近特にASPからの注意喚起が多いです。
未だに初回限定のヘルビを転売する手法を平気で教えている方がいるので注意です。
無視は?
ぶっちゃけて言うと、無視しても大丈夫です。
特に「リストに入っている商品が真贋調査になるパターン」は無視しても大丈夫です。
ただ気になる人はちゃんと返信して解決した方が無難でしょう。
問題は「ランダムピックアップ型」です。
これは請求書や領収書などを提出して正攻法で突破しなければなりません。
ここから下はアカウント作成1年未満の方が取るべき対策や対処方法です。
アカウント作成1年未満の方が取るべき対策
1回真贋調査に合えば、次は合いにくくなると考えられています。(推測)
追記:再度数か月以内にランダムピックアップ型の真贋調査来たという事例はありますが、少ないです。
常に真贋調査に合ってもいいように、対策を取りましょう。
ランダムピック型の真贋調査の目的(推測)
ランダムピック型の真贋調査が確認されたのは2019年の5月頃です。
ランダムピック型の真贋調査の目的は規約を守っているかどうかの確認です。(推測)
おそらく無在庫など、メルカリで仕入れて新品で販売するなど規約違反をしている方が続出したことがランダムピック型の真贋調査が始まった背景と考えられます。
規約を理解しているか、守っているかの抜き打ちテストの意味合いが強い印象です。
「知らなかった」ですまされないようにする・大事になる前にこのような抜き打ちチェックをしているのでしょう。
だからアカウントスペシャリストが無理難題言ってくることもありますし、うまく規約に沿って切り抜けなければなりません。
平気でまずい手法を教えている方がいる
ブログでも情報商材でも、本屋で売っている書籍でも、コンサルでもそうですが、平気で規約違反だったり法的にもまずい手法を教えている方がいます。
そういう手法に引っかかってしまうのは右も左も知らない初心者です。
悪い人に引っかからないように気を付けてください。
規約違反の事例
何度言ってもわからない人がいるみたいなのでよくある規約違反の事例です。
はっきり言ってどれも論外です。
ですが、平気で論外な手法をやっている方もいるし、平気で教えている方もいるのでたちが悪いです。
一般の書籍でも平気で規約違反の手法を出版している方が多いのでご紹介します。
無在庫
説明しなくてもわかりますよね?論外です。
意外と無在庫をやっている方は多いです。
しかも未だに無在庫転売を教えている方がいます。
メルカリ・ヤフオクで仕入れ
これもやっている方が多いですが、論外です。
個人仕入れだとまず領収書が手に入りません。
他のブログを見ていると、中には「真贋調査に遭ったら出品者の方に問い合わせて貰いましょう」と書いている方もいます。
まあはっきり言って出品者からしたらめちゃくちゃ迷惑です。
しかも、Amazonは実在しているかどうか・営業の実態を確認しているので、個人の方からの領収書の発行で通る確率は低いでしょう。
当然ヤフオクも不可です。(ストアならば望みがなくもないです)
特に新品で販売するのは頭おかしいとしか言えません。完全に規約違反です。
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。
- 個人調達商品(個人事業主を除く)。
ちなみに、書籍でも平気でメルカリ・ヤフオク仕入れを推奨している本があります。
こちらの本は2016年出版なのでその時は大丈夫だったのでしょう。
ただ未だに出版しているのはどうかと思います。
しかもこの書籍を販売しているのはAmazon本体です。
こちらは2015年に出版された書籍を2019年10月に改訂された本です。
フリマアプリやメルカリで仕入れする中古電脳せどりが紹介されています。
2015年の時なら理解できますが、2019年9月には完全に規約違反になっています。
これでは改訂された意味がわからないですし、本当に現役で転売をされているのかどうか疑問に感じます。
プライズ品を新品で出品
ゲーセンの景品や、一番くじなどのバーコードのない商品を新品で出品してはいけないという規約があります。
出品自体が禁止されていないプロモーション品、プライズ品、おまけなどの新品としての出品は禁止されています。出品する場合は、コンディションガイドラインにしたがって、中古品として該当するコンディションで出品してください。
正直な話、守っている出品者は少ないです。実際ペナルティにあった話は聞いたことないです。
ですが、ランダムピック型の真贋調査にあった場合は規約違反を犯しているので突破できない可能性高いです。
Amazonで不用品出品はやめた方がいい
「Amazon販売を始める一歩として、家に眠っているいらないものから出品しましょう」って情報発信されている方が多いです。
不用品でランダムピックアップ型の真贋調査にあったらまず領収書なんて用意できないでしょう。
なのでAmazonで不用品販売は絶対控えた方がいいです。
不用品はヤフオクかメルカリで販売するようにしましょう。
別に悪いことをしたから真贋調査になったわけではない
悪いことをしたから真贋調査になったと勘違いしている方が多いです。
ペナルティとしてランダムピック型の真贋調査を受けているわけではないです。
あくまでもテストです。
だから、謝罪も全く必要ないです。むしろ謝るのは向こうです。
たぶんメーカーが真贋調査やっているわけではない
また、メーカーが真贋調査やっているとブログやSNSで書いている人がいますが、おそらく違います。
確かに有名メーカーで真贋調査に起きやすいという法則はあります。
よくわからない無名メーカーよりも、有名メーカーの方が真贋調査を実施しやすいから有名メーカーでやっているだけだと考えられます。
真贋調査のタイミングは様々
販売してから1か月後に来たというケースもあれば、FBA納品してすぐ来たというケースもあります。
だからいつでも真贋調査に合っても良いように準備しなければなりません。
避けるという考えは論外
最近ブログやTwitter等で間違ったことを発信している人がいます。
「アカウント作って間もない方は真贋調査を避けましょう」
「避ける」は大間違いです。
避けるのは、権利絡みの真贋調査のみです。
よくこんな間違ったことを平気で発信できるなって。
たいした知識もない癖に付け焼き刃の知識で、ツールのアフィリやコンサル目的で適当に発信しているのでしょう。
以前Twitterで「スマートに真贋調査を避けましょう」と発信している人がいて、丁寧に指摘したらブロックされたことがあります。
そういう人は、人間として終わっています。
リストは役に立たない
ランダムピック型の真贋調査に於いて確かに任天堂やPanasonicなど真贋調査が来やすいメーカーはあります。
ですが、基本的に不可避です。
どのメーカーでも真贋調査はあると思ってください。
このメーカーは「ランダムピック型の真贋調査来ます」みたいなリストなどを書いてるブログが多数ありますが、無意味です。
ランダムピックアップ型の真贋調査はどのメーカーでも基本的に真贋調査します。
もし本気で真贋調査避けようとしたら、有名メーカーはほとんど真贋調査あるのでほとんど仕入れができなくなります。
また、過去に真贋調査来なかった商品やメーカーでも、ロイヤルカナンなどいきなり真贋調査にあうことはあります。
なので「どの商品が真贋調査になる・ならない」というのはいたちごっこにしかなりません。
適当に商品を選んでいる印象が強いです。
だから真贋調査にあった時に対処できる方法を用意しておくのが適切です。
重要:必ず領収書を貰う習慣を付ける
レシートだけで通ったという報告もあるにはあります。
3つのASINのうち2つはレシートで通ったが残りの1つはレシートで通らなかったという報告が多い印象です。
今回この記事で一番大切なのはここです。
仕入れする時は必ず領収書を貰いましょう。
レシートだけで確定申告は十分ですが、真贋調査は突破できない場合があります。
レシートでは真贋調査突破できたという事例もあるにはあります。
ただ法則がわからないので、確実ではありません。
突破できる可能性が高いのは、レシートよりも領収書です。
必ず領収書を貰いましょう。
大体店舗だと「領収書ください」と言えば店員さんがレジスターをワンクリックすれば出てくる場合が多いです。
実際問題、経費などで領収書が必要な方は結構います。
だから別に領収書を貰うこと自体は特別なことではないので全て領収書をお願いしましょう。
また当たり前ですが、必ず貰った領収書はファイルに保管するなどして取っておきましょう。
領収書を管理することは、確定申告の準備にもなります。
さらに、ヤフーや楽天などネットショップで仕入れする場合は、注文の際に簡単に領収書を頼めます。
しかもネット通販の領収書はしっかりした形式であることが多いので、真贋調査に強いです。
特にアカウント作成した直後は真贋調査に合いやすいので、ヤフー、楽天での仕入れをオススメします。
またネットショップの場合は納品書も発行されるので、必ず保管しましょう。
真贋調査の際は出せるものが多ければ多いほど突破の確率が上がります。
追記:2020年6月18日から楽天でご購入履歴から領収書を発行できるようになりました。
これにより全店舗でちゃんとした領収書を発行できるようになりました。
楽天仕入れでの真贋調査が突破しやすくなりました。
商品名が書いてあること
たまに商品名が表示されていないレシートや領収書があります。
当たり前ですがレシートや領収書には商品名やJANコードなど商品を特定できることが書かれていないとお話になりません。
商品が特定できる情報が掲載されていないと突破の難易度はぐっと上がります。
中古の仕入れは控えた方がいい
たまに中古では来ないとブログに書いている方がいますが、大嘘です。
新品でしか来ないと思われがちですが、中古でも初心者狙いの真贋調査になります。
実際に以前リサイクルショップで仕入れした中古ゲーム機や家電が真贋調査になったと相談ありました。
また手書きは真贋調査突破できません。
ハードオフ等リサイクルショップでも領収書は発行できますが、手書きなので真贋調査通りません。
中古は真贋調査を突破できる領収書が発行しにくいです。
例えば、ブックオフでも単品管理されている商品は商品名がレシートに表示されます。
このようなタイプは当然商品名が表示されません。
中古のランダムピックアップ型の真贋調査については無料note書きました。
追記:セラースケットがAmazonに意見書を送ったので、以前よりも中古の真贋調査が減った説はあります。
ですが、普通に中古でも真贋調査は起きているので控えた方がいいです。
最近、中古真贋の話を目にしなくなったと思ってたけど、セラスケのレポート提出がきっかけなのかな。
あと、Amazonから”セラスケを通じて問題をあげて欲しい”って言われるのすごいな。 https://t.co/a7gtN1uW4d
— Sammy 🔰副業せどり (@Sammy_sedori) October 3, 2020
無在庫、メルカリ・ヤフオク仕入れは論外
何度でも言います。
個人からの仕入れを「新品」で販売することが規約違反です。
意外とこの手の相談ありますが、論外です。
また、別に店舗で仕入れをすること自体は規約違反ではありません。
たまに小売りから仕入れすること自体が規約違反だって発信する方もいますが、大嘘です。
ただ転売品は保証とかメーカーから受けられないものもあります。
そういう家電などを新品で出品すると規約違反となっています。
メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品。
新品はもちろん中古も領収書を用意できないならば、仕入れを控えた方がいいです。
リサイクルショップ仕入れも危うい
またリサイクルショップ等未開封品を新品で出品するのはグレーなので控えましょう。
特に保証がある家電などは「ほぼ新品」で出品しましょう。
こういうレベルの低い相談が相次いだので、真贋調査に関する無料相談は一切辞めました。
古本せどりは真贋調査回避できるのか?
よく「古本せどりは真贋調査回避できますか?」って質問してくる方がいます。
敢えて厳しいことを言います。
この質問する辺りはっき言ってせどり自体やめた方がいいです。向いていないです。
確かに古本せどりで初心者狙いの真贋調査「は」聞いたことないです。
回避はできるかもしれませんが、真贋調査から逃げ回っている以上せどりで一生楽に稼げるようにはなりません。
追記:2020年8月9日
ついに、古本でランダムピックアップ型の真贋調査が発生しました。
基本的にどんなジャンルでも真贋調査は起こると考えても間違いないでしょう。
ですが、今回はバグのようです。
今回の真贋調査に限っては領収書等出さなくても、「私物だと言う」、「商品の写真を送る」れば解決できたケースが多いです。
向上心なく真贋調査から逃げ回ろうと考えている方となみのりは関わりたくありません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
他の方がやっている代行サポートサービスについて
今現在真贋調査にあって切迫詰まっている方もいるでしょう。
中には今すぐ突破したくて、代行サポートを検討している方もいるでしょう。
他の方に真贋調査の代行サービスをやっている方がいらっしゃいます。
「解除代行」「サスペンド解除代行サービス」「アカウント復活支援サポート 」など呼び名は様々です。
だから、真贋調査来て「今すぐ誰かに相談したい」という方はこの記事を参考にして高いお金を払って、他の方に相談してください。
ランダムピックアップ型の真贋調査にあった時の対応
テクニカルサポートは役立たず
はっきり言いますが、テクニカルサポートは真贋調査について何も知りません。
たまに「テクニカルサポートに真贋調査について聞いてみた」みたいなことをブログやTwitterで書いている方がいますが、バカでしかないです。
真贋調査について情報を持っているのは、アカウントスペシャリストとアカウントヘルスサポートのみです。
テクニカルサポートは一切真贋調査について何も知りません。
テクニカルサポートに問い合わせしても何もしてくれないし、助言も貰えません。
他人事のような態度を取られます。
アカウントスペシャリストは権威的な独立機関なので、テクニカルサポートを通して情報を聞き出すこともできません。
意味ないですけど、問い合わせしたいなら勝手にどうぞ。
追記:
真贋調査を突破した際に解決の確認はテクニカルサポートで確認は可能です。
「もうこれで大丈夫ですか?」って確認はできます。
心配であれば、電話で聞くことがおすすめです。
ですが、担当者次第では他人事のような対応して「わからない」と逃げる場合があります。
そういう場合はブチってもう1回電話すれば、ちゃんとした担当者が出る確率が高いです。
真贋調査後のSKU削除は無意味
ランダムピックアップ型の真贋調査以外はSKU削除は効果あります。
初心者狙いの真贋調査はあくまでも抜き打ちチェックが目的ですので、真贋調査後にSKU削除してもあまり意味がないです。
改善書は求められていない
よく「質の高い改善計画書・再発防止策が大切です」みたいなこと書いている人がかなりいますが、ランダムピックアップ型の真贋調査に関しては大嘘です。
そもそもランダムピックアップ型の真贋調査において改善書は求められていません。
アカウントスペシャリストはただただ仕入れを確認できる書類を求めています。
送られたメールを読めばわかることです。
以下の情報をお送りいただきますようお願いいたします。
— 仕入れ先から発行された、発行日から 365 日以内の請求書、領収書、契約書、配送注文書、または販売許可書の写し。記載されている商品数が出品者様の在庫と一致している必要があります。
— 出品者様がブランド所有者でない場合、販売許可書と、供給プロセスが有効であることを証明する書類一式 (販売許可書を含む)。
— 出品者様がブランド所有者である場合、ブランド登録証明書のコピーと、事業者免許または個人の身分証明書のコピー。
— 仕入れ先の連絡先情報(名前、電話番号、住所、Eメール、ウェブサイトを含む)。
日本語をきちんと読み取りましょう。
ランダムピックアップ型の真贋調査においては仕入れに関する情報以外はいらないと考えてください。
「今後とも商品管理を徹底します」とか「大変申し訳ございませんでした」とか必要ないです。
目的は仕入れ先の確認です。
確かに「お客様から偽物通報された場合」の真贋調査は改善計画書などを求められます。
メールにこのような一文があります。
この場合は論理的に改善書を書かなければなりません。
出品の再開をご希望の場合は、問題解決の対応と再発防止策の詳細を添えて、改善計画をご提出いただけますようお願いいたします。改善計画の作成について詳しくは、セラーセントラルのヘルプをご覧ください。改善計画をご用意いただきましたら、セラーセントラルのパフォーマンス通知ページにて、このメッセージの隣に表示されている「対応について詳細を連絡する」ボタンをクリックしてください。
改善書が求められている場合はこちらに過失がある場合です。
改善書が欲しい場合は綺麗な誘導がされています。
ですが、アカウントスペシャリストも人なので言葉遣いや態度には気をつけてください。
まあ普通にしていれば大丈夫ですよ。
レシートだけでは通らない場合がある
レシートだけで通る場合もありますが、通らない場合も多いです。
3つのASINのうち2つはレシートで通ったが1つだけレシートで通らなかったというパターンが多い気がします。
またレシート出したら、閉鎖されたという報告も上がっています。
だから確実にアカウント復活させたいのならば、領収書を提出しましょう。
また手書きの領収書は落ちます。
手書きで通った事例は今のところ見たことないです。
領収書がない場合は仕入れ先に貰いに行く
めんどくさいですが、やむをえません。
直接仕入れした先に領収書を貰いに行きましょう。
さっきも説明しましたが、領収書を貰うこと自体変なことではないです。
レシートを出して「領収書を貰い忘れたから、欲しい」と言いましょう。
レシートは没収される場合もあるので、写真撮影しておきましょう。
Amazonから仕入れ先に確認の連絡は入るのか?
領収書等の発行について仕入れ先に確認される場合はあります。
実際にメールには以下のような文言あります。
Amazonから仕入れ先に連絡し、提出書類について確認させていただく場合がございますのでご了承ください。
実際にAmazonが領収書の店舗に電話をすることはあるようです。
ですが、直接氏名など個人情報を確認することはないようです。
領収書の発行番号などから、ちゃんと領収書が発行されたものであるかを確認しているようです。
要するに、領収書が本物であるかを確認しているようです。
初動が大事
何回もメール送っていると、段々メールを読んで貰えなくなります。
ある一定回数やり取りをすると、自動返信になります。
実際にメールにはこのような文言があります。
または異議申し立てが2回不調になった場合(いずれかが先に発生した時点で)、Amazonへの出品ができなくなる可能性がございます。
少ない回数の返信で真贋を証明しなければなりません。
だから、意味がないことをやっているとあっという間にアカウント閉鎖になります。
1回1回を大事にメールを返信しましょう。
アカウントスペシャリストにわかるように説明を
真贋調査に遭って返信した方の文章を読んでいると結構下手な方多い印象です。
とにかく、アカウントスペシャリストにわかるように説明しなければなりません。
日頃私達が常識だと思っていることでも、通用しないことが結構あります。
また、説明がなかったら変な解釈される場合があるので、うっとうしいぐらい丁寧に書きましょう。
ですので、真贋調査にあって返信する際は「こんなこと説明しなくてもわかるやろ」ってことでも丁寧に説明しましょう。
とにかく熱意を持って論理的に証明してください。
真剣に取り組んでください。
一発では通らないことが多い
ちゃんとした領収書を送っても難癖付けてきて通らない場合がほとんどです。
むしろ1発で通った事例は今のところ聞いたことないです。
これは推測ですが、わざと否認してどういう動きを取るのか見ているのかなって。
一部不足している情報がございましたため、今回は出品再開を見送らせていただくことになりました。以下の問題を修正いただきますようお願いいたします。 出品者様は、真贋の疑いの可能性がある商品を出品しています。
理由も具体的に示さない為何が原因なのかはわかりにくいです。
これより先は交渉力と柔軟な発想次第で、突破の可能性は十分あります。
どうも事例を見る限り、これといった突破方法はないし、アカウントスペシャリストはノリとか勢いで決めている印象があります。
そこは理解した上で、柔軟に対処しましょう。
どうしても突破できない時
担当者によって裁量が異なると言われています。
運が悪いと、何を言ってもアカウントスペシャリストが理解してくれない場合があります。
きちんと商品名が書かれている領収書を出しても突破できない場合もあります。(意外と多いです。)
ちなみに、初心者狙いの真贋調査でも領収書がどうしても用意できない時はなんとかする方法はなくもないです。
アイデアと発想次第です。
それで突破できるかどうかは時と場合によります。
ヒントだけ言うといかに自分が用意できるものを出して、どうアカウントスペシャリストに説明するかです。
当たり前ですが領収書の偽造はだめですよ。
たまに「真贋調査の代行」や「サスペンド解除サポート」とか言って、偽造の領収書発行している方いるようですが、完全アウトです。
どうやらAmazonも偽造の領収書は見分けているっぽいです。
これが正解という方法も今の所ありません。
ルールを公開していない以上、何が良くてダメなのか分からないが現状です。
楽天ブックスのようにちゃんとした領収書を提出しても、アカスぺがだめと言えばダメです。
ですが、自分で頭を使って一生懸命取り組めば、突破できたというケースは多くあります。
これは、試練だと思って乗り越えましょう。
真贋調査は事前の準備が非常に大事
よく「真贋調査に遭いました。助けてください」みたいな相談を頂きます。
特に「領収書やレシートを準備していなかった」「レシートに商品名が書かれていなかった」という方が非常に多いです。
ですが、はっきり言って「予防も対策もしていないあなたが悪いんじゃないの?」って思っています。
あと、規約違反の行為をしている方も多いです。
メルカリで仕入れた商品を新品で販売、無在庫等はっきり言って論外です。
真贋調査の本質的な意味は、このような規約違反をしている人や、領収書を準備できない人を排除する目的があると考えられます。
このようなレベルの低すぎる相談が相次いだので、無料相談は一切辞めました。
なみのりも規約違反をしている人を助けたくありません。
セラースケットは真贋調査に効果がある?
多くのサイトでは、真贋調査対策にセラースケットをおすすめしているブログがあります。
ただセラースケットにおいて真贋調査対策はおまけ程度の機能だと考えた方がいいです。
掲示板で真贋調査に関する記事が投稿されていますが、実際に役に立つかどうかは疑問に感じます。
最近はどこどこのメーカーがなんとかみたいな、正直わざわざクリックして読もうとすら思いません。
読む価値がないと思っていたので3年以上全く読んでいませんでしたが、少し後悔しています。
そしたら、商標権の真贋調査に遭いました。
掲示板でそのメーカー名で検索したら4記事もありました。
これちゃんと読んでいたら回避できました。
あれ?って思ったら、商品登録する前にメーカー名で検索するのはありだと思います。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
あくまでもセラースケットは+500円で追加できる価格改定ツール以外に価値は少ないです。