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ヤマト便廃止の代替策&せどりの今後の戦略について

じぶうんは2021年10月3日でヤマト便が廃止されることが本当に決定しました。

今までヤマト便廃止の噂はありましたが、ガセでしたが今回は本当でした。

 

今回はヤマト便に代わる発送方法と、せどりの今後の戦略について考えてみました。

 

なぜヤマト便は廃止になったのか?

よくせどらーのマナーが悪かったからなんて言っている方がいますが、まあ違うと思います。

そもそもヤマト便は転売屋だけではなく、農業や大道具運びにも使われていました。

ヤマト便はせどりだけに使われているものではありません。

 

割に合わないから

割に合わないが一番の理由でしょう。はっきり言って料金が安すぎます

調べたら2017年6月に2倍から2.5倍に値上げしたようですが、それでも割に合わなかったのでしょう。

安い上に手間が掛かるというのがヤマト便廃止の一番の理由でしょう。

 

特に集荷はドライバーさんにかなり嫌がられていました。

ヤマト便はドライバーさんの報酬単価が安い上に、トラックがパンパンになるのでドライバーさんは嫌がっていました。

ただでさえ人員が足りていないのに、集荷でトラックパンパンになるのは非効率すぎます。

せめて集荷不可で営業所持ち込み「のみ」とかできなかったのかなって。

 

個人よりもプラットフォームと連携したい

最近ヤマト運輸では個人ではなくプラットフォームとの連携に力を入れています。

個人を相手に契約するよりも、プラットフォームという超大口を相手にした方が効率が良く物量が増えるのでしょう。

 

今ヤマト運輸が狙っていることは運送業界で圧倒的なシェアを取りたいのでしょう。

ただ本当に佐川や日本郵便と大きな差が出来すぎてしまうと、どこかの企業みたいに値上げなど一方的に都合の良いことをやりそうです。

 

ここでは実際にヤマト運輸が最近プラットフォームと連携した例を挙げます。

パートナーキャリア

2021年4月22日から突如登場しました。

140サイズを関東から関西へ1箱857円で発送できます。

Amazonの出品者の多くが利用することを考えると、ものすごい量が見込まれます。

 

メルカリ

メルカリでは以前から通常よりも超格安な料金で発送できます。

メルカリもかなりの物量が期待できます。

 

全て全国一律なのが使いやすいです。

メルカリ 通常料金
ネコポス 全国一律175円 全国一律385円
宅急便コンパクト※専用資材は別途購入70円 全国一律380円 送り先によって異なる(例:関東から関東で605 円)

 

宅急便も全国一律で、超破格な料金です。

サイズ(重さ) 料金
60サイズ (2kgまで) 700円
80サイズ (5kgまで) 800円
100サイズ (10kgまで) 1000円
120サイズ (15kgまで) 1100円
140サイズ (20kgまで) 1300円
160サイズ (25kgまで) 1600円

 

また、あとよろメルカリ便というメルカリの倉庫に送って自動で発送するサービスも、全てヤマト運輸でやっています。

倉庫に送るのも、倉庫から発送するのも全てヤマト運輸です。

詳しくはこちらをご覧ください。


参考
あとよろメルカリ便メルカリ

 

ヤフーショッピング・PayPayモールでフルフィルメントサービス開始

ヤマト運輸では2021年4月1日からFBAのような自動出荷サービスが始まりました。

商品を倉庫に送ると激安な送料で発送をしてくれます。

詳しくはこちらをご覧ください。


参考
Yahoo!ストア向け フルフィルメントサービスヤマト運輸

 

 

ヤマト便の代替案

西濃運輸のカンガルー特急便

ヤマト便と同じルール

廃止になったヤマト便と同様に1箱何円ではなくて、全部で何円と計算します。

 

勝手に繋がるコールセンターが無能過ぎる

ホームページを見ると、営業所の電話番号載っていますが、勝手にコールセンターにリダイレクトされます。

コールセンター現場ではない人が無能すぎて本当にイライラするので電話しない方がいいです。

 

特約を使わないと料金が高い

ヤマト便と料金比較すると、カンガルー特急便は3倍にあがりました。

ヤマト便ならば6000円代だったのが、30キロ少なくて1万6000円まであがりました。

ただこの時ぼられた可能性はあります。

 

その時普通車パンパンに運んだのですが、支店長みたいな方に名刺を渡されて特約を提案されました。

3割引くらいならばヤマトのパーキャリよりちょっと安いくらいなので、このめんどくささを考えたら割に合わないかなって。

まあはっきり言って特約ありきの価格設定かなと思います。

 

カンガルー特急便の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

 

一番おすすめ:ヤマト運輸のパートナーキャリア

料金の例

送料はほんの一例しか公開されていません。

最大67%引きとなっておりますが、サイズや地方によって割引率が異なるのが表から読み取れます。

割引率からして160サイズだからお得とかもないみたいです。

サイズ 距離 パーキャリ 通常料金 割引率
140サイズ 関東~関東間 608円 1,850円 67%引き
関東~関西間 857円 1,960円 56%引き
160サイズ 関東~関東間 762円 2,070円 63%引き
関東~関西間 1,120円 2,180円 48%引き

ちなみに、納品プランから「計算する」のボタンを押さないと料金がわかりません。

 

使えない物

チョコレートや危険物は使えません。

 

今後の値上げについて

いずれ値上げすると誰もが思っているでしょう。

後程、過去の歴史を振り返りながら推測していますが、たぶんヤマトのパーキャリでは大幅な値上げはないと思われます。

 

ヤマトのパーキャリについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

 

 

エコムー便

佐川急便

エコムー便って言っても普通に佐川急便です。

土日祝に集荷頼むと今の所ほぼ確実に指定した時間に集荷来ません。

 

160サイズ・30kgまで

160サイズ固定です。

どこも25kgまでですが、エコムー便は30kgまで送れます。

 

チョコレート・危険物ならあり

パーキャリで送れないチョコレート・危険物ならありでしょう。

あとは、ゆうパックでも送れないスプレー缶やヘアワックスなど引火性危険物もエコムー便で送れます。

 

プライスターなら200円引き

プライスターの会員なら200円引きで利用できます。(通常料金はこれに200円プラスした値段だと思ってください)

 

エコムー便についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

ゆうパックスマホ割

基本的にはヤマトのパーキャリの方が安いですが、パーキャリでは使えない危険物ならありです。

(引火性危険物はゆうパックでは送れない)

  • 基本運賃から180円割引
  • 年間10個以上の発送で次の発送から10%割引

ただよく計算すると、140サイズでもエコムー便の方が安い場合もあるので注意です。

ちなみに、なみのりはヤマトのパーキャリ始まる前はたまに使っていました。

 

 

特約

せどりのみで個数を積み重ねるのは厳しい

せどりのみで物販をやっているとどうしても仕入れできる時とできない時の波が激しいので、せどりのみで数を重ねるのは厳しいです。

メーカー・問屋、輸入、OEMなど安定的に仕入れできる方ではないと個数を積み重ねるのは厳しいです。

 

結局ヤマトのパーキャリの方が使いやすくて安い

月商200万レベルだったらパーキャリで送るより安い特約を手に入れるのは難しいでしょう。

結局パーキャリの方が安いはずです。

 

佐川、西濃、日通、福山通運あたりで見積もり取るといいかも

ちょっとマイナーな所に見積もり取るといいでしょう。

個数以外では以下のような相手が喜びそうな条件を出して交渉するといいでしょう。

  • 使うダンボールの固定(計測が不要になる)
  • 発送先の固定(個人への発送はなし)
  • 可能なら営業所に持ち込み

 

 

パレット便はせどりには向かない

パレット便を検討しているという声があったので調べてみました。

パレット便を扱っているのは?

ヤマト運輸福山通運日本通運で扱っています。

ヤマト運輸が一番安い気がします。

 

パレットの高さ要件が怪しい

パレットの高さは、カートンの高さを含めて1.6m以下にしなければなりません。
*NRT1のみ1.5m以下となります。

ヤマトが1.7mで福山通運が1.75mで日本通運で一番小さいのが1.55mでした。

10cmが誤差の範囲かどうかってわかりませんが、ここで変なリスクは負いたくはないですよね。

日本通運なら可能ですが、日本通運はサイト上に料金が書いていません。

交渉したら1.6m以下のパレット用意して貰えるかもしれません。

 

パレット納品の要件がたくさんある

おそらくこの画像を見る限り1箱1SKUにまとめなければならないようです。

 

その他要件はいっぱいあります。

https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/G200280270?language=ja_JP&ref=efph_G200280270_cont_BJBZ65P2LHZM2DG

 

納品した人の声を聞いたことない

パレット納品をしたという声を聞いたことがありません。

一応ヤマトのパレットがFBA納品できるという記事はありましたが、古いです。

https://www.ipros.jp/product/detail/2000268002/

 

使うとしたら、OEM、メーカー・問屋仕入れなど一度に大量に同じ商品を仕入れする方のみでしょう。

せどりには向きません。

 

 

サマリーポケットも厳しい

サマリーポケットというレンタル倉庫サービスで倉庫に送ってから、安い送料で即FBA納品するという方法を書いてあるブログありますが現在は使えません。

3カ月以内に取り出すと追徴金を取られることになりました。

月額保管料金550円が3か月分掛かります。

 

詳しくはこちらのサイトがわかりやすかったです。

https://aqcg.jp/amazon-fba-nouhin-souryou/

 

 

今後ヤマトのパートナーキャリアが値上げする可能性について

今後ヤマトのパーキャリが値上げすると言われています。

実際にそうなのか過去の歴史を振り替えながら、考えてみました。

結論から言うと、ヤマトのパーキャリは全くないとは言い切れませんがそこまでの値上げはないと思われます。

 

日本郵便のパートナーキャリアが過去に大幅値上げした

以前は、日本郵便のパートナーキャリアも普通に送るよりも少し安かったようです。

ネットで探したら2015年9月の料金表がでてきました。ただ今とゆうパックの通常料金がかなり違うのでよくわからないです。

https://garnetz.space/wp-content/uploads/2018/01/FBA.pdf

 

そして2017年2月から2018年1月まで送料無料キャンペーンがありました。

 

そしてその3か月後2018年5月に日本郵便のパートナーキャリアは普通に郵便局でゆうパックを出すのと全く同じ価格になりました。

むしろ持ち込み割引とかないので割高です。

だから、今後ヤマトのパートナーキャリアでも宅急便と変わらなくなる可能性があるのではないかと危惧されています。

 

ただこれに関しては、送料無料→大幅値上げの流れの意味がわからなさすぎます。

可能性としてありそうなのは、メルカリの荷物が増えすぎたことがあげられます。

2017年6月にゆうゆうメルカリ便を開始しているので時期としては重なります。

あと、2020年10月にヤマトのネコポスは195円から175円に値下げしたのに、ゆうゆうメルカリ便は175円から200円に値上げしました。

なので、日本郵便はコロコロ方針を変えますが、ヤマトは方針を貫いていることからパーキャリでも大幅値上げはないと思われます。。

 

宅急便値上げの歴史

ここではヤマト運輸の宅急便と日本郵便のゆうパックがどれくらいの頻度で値上げしているかを比較します。

ヤマト運輸 ゆうパック
2014年4月(消費税8%増税)
2015年8月
2017年10月
2018年3月
2019年10月(消費税10%増税)

ゆうパックは定期的に増税関係なしに「荷物量の急激な増加や人件費の高騰」って理由で値上げしています。

 

一方でヤマト運輸は増税以外で値上げしたのは2017年10月のみです。

増税以外の値上げは27年ぶりだったとのことです。

従業員に対する未払い残業代問題の報道がきっかけで、運賃値上げに繋がりました。

Amazonの荷物が大量に増えすぎて耐えられなくなったのことです。

これを見る限り消費増税は当分なさそうだし、この件も反省しているだろうしよっぽどのことがない限りヤマトでは大きな値上げは当分なさそうです。

 

Amazonの運賃も2017年に値上げ

ヤマト運輸では2017年に特約契約も大幅値上げになったようです。Amazon以外の特約も大幅値上げになったようです。

Amazonの配送も280円前後から420円前後(報道によって数字が異なる)に値上げになったようです。

 

これがきっかけで、Amazonは自社で「アマゾンフレックス」という配送システムを作り格安で送れるようになったので、Amazonからヤマトの物量は予想以上にかなり減ったようです。

ヤマトは想像以上に荷物が減って困っているようです。

 

そんな中でヤマト運輸のパーキャリが始まりました。Amazonの出品者が使うとなるとものすごい物量が見込まれます。

パーキャリの場合は配送するFBAの倉庫は固定されているし、個人への宅配と違い不在もない為ヤマトとしても美味しい案件のはずです。

 

だから、日本郵便のパーキャリみたいな大幅値上げをしたら、ヤマトの物量が減って困るのでヤマトのパーキャリでは極端に大幅な値上げはないと思われます。

 

参考記事


参考
ヤマト「アマゾンの仕事が戻らない」誤算の真因東京経済オンライン

 

たぶん次の値上げは2023年10月が怪しい

次は2023年10月が怪しいと考えられます。

理由はインボイス制度です。

 

2023年10月からインボイス制度が始まる予定です。

実は宅配便業者って外部委託の個人事業主が多いです。

もちろんヤマトも社内の人間だけではなく外部委託を利用しています。

インボイス制度が施行されると、外注代を消費税の控除にするのに、適格請求書が必要になります。

もしも外部委託の個人事業主が適格請求書を発行できないとなると、運賃値上げの選択肢も考えられます。

もしくは個人事業主の方が運送業自体を廃業することも考えられます。

いずれにしろ、何かしら世の中は変わるのでインボイス制度がきっかけで値上げは考えられます。

 

 

今後のせどりの戦略について

ここでは今後のせどりの戦略について考えてみました。

 

元々大型・標準サイズの手数料が上がっていた

元々手数料改定で大型・標準サイズの手数料が上がっていました。

重い物・大きい物はあまり仕入れするのは厳しい空気でした。

今回のヤマト便廃止で重い物・大きい物はよりオワコンな流れになりました。

 

とにかく利益を残そう

重い物・大きい物でもちゃんと利益を出せていれば、今まで通り仕入れしても問題ないでしょう。

たまに他の人の仕入れを見ていると、利益300円とかのカセットコンロとか仕入れしている人いますが、こういうのはこれからはあまり良くないでしょう。

 

重量を意識しよう

今後大事になるのは重量です。

1箱あたり何個入るかが非常に重要になります。

例えば、500gの商品だと1箱に30個しか入れることができません。

100gの商品ならば150個入れることだできます。

今後は1箱で1個あたり送料が何円掛かるかって考え方が非常に重要になります。

 

本せどりは特に要注意

本は重い上に、薄利なことが多いです。

利益100円でも高回転だからって仕入している人も多いでしょう。

これからは220円→1500円くらい値幅がないと割に合わないかなと。

 

出来るだけ薄い本を仕入れするようにした方がいいでしょう。

例えば図鑑とか医学書とか普通に重量1kg超えます。

もし1.3kgであれば1箱にたった10冊弱しか詰め込むことができません。

利益1000円以上とかよっぽど差額がない時以外仕入れを控えた方がいいでしょう。

 

月刊誌のような薄い雑誌や、3㎝以内の単行本であれば300~700gで済みます。

3㎝以内の単行本であれば平均500gなので、30冊前後詰めることができます。

 

あと、セット本せどりは今後より厳しくなると思われます。

しっかり差額が取れていれば問題ないですが、拝見する限りセット本せどりはヤマト便の送料の安さに甘えている手法のような気がします。

 

また宣伝になって申し訳ないですが、なみのりがnoteで出している「本せどりのオリジナル手法」もヤマト便廃止に合わせて内容を遅くても9月中に改訂する予定です。

 

できるだけ軽いものを扱う

もし現在本せどりのみを扱っているのならば、今後は軽いものを扱うことを検討した方がいいでしょう。

ただし本せどり以外ではランダムピックアップ型の真贋調査が必ず起こるので、ある程度セラー歴があることが前提です。

扱うものの一例としていくつかご紹介します。

 

ゲームせどり

ゲームせどりと言っても、ゲーム機、周辺機器、ゲームソフトと意外と奥が深いです。

どれも単価はそこそこ高くて軽いです。

特にゲームソフトは軽いので、1箱に大量に詰め込みが可能です。

 

スマホせどり

スマートフォンは単価が高い上に軽いです。もちろんガラケーやタブレットも仕入れ対象です。

ただ検品と出品がめんどくさいのが難点です。

特にブックオフで購入するとブックオフのアプリが勝手にインストールされていたり、商品説明にIMEI番号を入力したりめんどくさいです。

機種によって操作が異なるのも非常にめんどくさいです。

またスマホは写真撮影しないとすごく売れにくくなります。

高額で愛着が湧くものなので、状態がすごく気になるので写真が必要です。

 

DVDせどり

単価が高くて軽いです。

ですが、ブックオフではセールか割引されていないと仕入れが厳しいです。

ただDVDも写真撮影しないと最近は売れにくいです。

それでも特別な検品は必要ないので、スマホほどめんどくさくはないです。

 

おすすめはGEOです。

あまり値札を変更をしないので、利益を出しやすいです。

宣伝になって申し訳ないですが、仕入れのコツやノウハウ等は有料note「GEOせどりのオリジナル手法」で販売しています。

お手軽な価格で販売しているので、良かったら買って頂けたら幸いです。

 

小型軽量プログラム

1000円以下で4週間で25個以上売れていて、厚さ3.3cm未満で1kg未満の商品は手数料が安くなります。

通常の手数料と比較したら最大手数料が309円もお得です。

小型軽量2cm以内 小型軽量2cm超え 通常小型 標準1 標準2 標準3
寸法(cm) 25.0cm × 18.0cm × 2.0cm 35.0 × 30.0× 3.3cm 25 x 18x 2.0cm 35 x 30 x 3.3cm 60サイズ 80サイズ
重量 250g 1kg 250g 1kg 2kg 5kg
手数料 193円 205円 290円 381円 434円 514円

 

これを利用すれば手数料も安くなる上、送料も抑えられるので一石二鳥です。

小型軽量プログラムについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

 

自己発送は?

もう一層のことFBAやめて自己発送をしようと考える方もいらっしゃるかもしれません。

実際どれくらいお得なのか

今回は3㎝・500g以内の古本を仕入れ値220円→売値2000円で出品するとして仮定します。

 

まずFBAです。大体100サイズ30冊入って高く見積もって800円と仮定します。

1冊当たりのFBA送料約25円と仮定します。

 

次は自己発送です。

クリックポスト198円で送ると考えます。

ただ自己発送の場合はFBAよりも安くないと売れないので、1900円で売れると仮定します。

ほとんどFBAと利益変わらないですね。

ピッキング・印刷・梱包・出荷の手間を考えると自己発送はかなりコスパ悪いです。

 

ちなみに、プライム狙いでネコポス385円を2000円で販売したときの利益も計算しました。

結局自己発送は特約でも結ばない限り特別旨味はないですね。

 

追跡が必要になった

2021年4月1日から追跡可能率が95%を下回ると「自己発送資格」が停止になるようになりました。

ただし、2000円未満は対象外なので安い商品であればゆうメール等追跡がない方法で発送するのもありでしょう。

ただ今後2000円未満も対象になる可能性もありそうです。

 

人を雇わないと厳しい

自己発送めちゃくちゃ大変なので人を雇わないと厳しいです。

一人でやったら休めないのでかなり辛いです。

 

特約を狙う

基本的に人を雇わなければならないほど大量発送しないと送料は安くなりません。

月300冊は最低ラインかなと。

ただ送料を安くする為に、ほぼ利益が出ない古本で個数を稼ぐ事例もよく聞くので割に合わない気がします。

 

売れないかもしれない商品は自己発送あり

最初の検証で自己発送は特約を結ばない限り、FBAとほぼ変わらないことがわかりました。

ですが、FBAだと仮に売れなくて売り残った場合に返送・廃棄にコストが掛かります

しかも現在は返送も廃棄も手数料同じなので売れ残った際のリスクは大きいです。

もしも縦積みが凄く多かったり、全部売れるか不安がある商品は自己発送で出品するのもありでしょう。

 

実際にFBAで販売して3か月売れなくて廃棄した場合のコストを計算します。

商品は最初と同じ厚さ3㎝・500g以内の古本です。

FBAに発送する費用 25円
在庫保管料(3か月分) 9円
廃棄費用 45円
合計 79円

許容範囲のような気がします。ただこれが100個とか200個とか数が多くなると、かなり大きな金額になります。

ちなみに、501~1,000gの場合は廃棄費用は+15円になるので、合計94円になります。

 

次に解説しますが、自己発送で出品するとメルカリやヤフオクで併売しやすくなるので、販路が広がります。

(一応マルチチャネルという選択肢もあるが手数料が高くなるのでなし)

 

 

メルカリ・ヤフオク・PayPayフリマもあり

あんまり考えたくないですが、販路を変えることを検証してみます。

手数料が安い

もしAmazonで本を出品するならば、販売手数料15%、カテゴリー成約料80円も掛かります。

 

ですが、メルカリ・ヤフオク・PayPayフリマは手数料がかなり安いです。

  • メルカリ10%
  • ヤフオク8.8%(プレミアム会員の場合)
  • PayPayフリマ5%

 

しかも送料が安い

普通3cm以内で特約もなしで送ろうとしたら、一番安いのはクリックポスト198円です。

ですが、それぞれプラットフォームで安い方法で送れます。

  • メルカリ→ネコポス(らくらくメルカリ便)175円
  • ヤフオク→ネコポス出品者負担:全国一律170円、落札者負担210円

 

ヤフオクは原則送料は落札者負担

ヤフオクは原則送料は落札者負担です。

むしろ落札者負担にした方が、送料別で手数料計算されますし、同梱可能にすることで複数買いを訴求できます。

ちなみに、PayPayフリマは出品者負担です。

 

比較

今回も厚さ3㎝・500g以内の古本を2000円で売ると仮定します。

手数料 送料 利益
AmazonFBA 380円 FBA手数料381円+FBAへの送料25円 1211円
メルカリ 200円 175円 1625円
ヤフオク 176円 なし 1824円
PayPayフリマ 100円 170円 1730円

 

ヤフオクとAmazonFBAで600円も差があることがわかりました。600円は大きな差だと思います。

ただ当たり前ですが、どのプラットフォームでも同じ価格で売れません。

利益の差額分だけ多少価格を安くすると売れやすくなるでしょう。

たくさん仕入れてしまった商品は併売するといいでしょう。

 

特約との差額ビジネス

これ倫理的にあまりよくないと思いますが、ヤフオクで正規の送料請求して自分は特約で格安で販売するビジネスがあります。

例えば、正規の送料1500円請求して、特約の宅急便500円で送ることです。

一応これ現在規約違反です。

https://auctions.yahoo.co.jp/topic/notice/rule/post_1123/

 

でも、大手のストアではたぶん特約ゆうメールで送るのに一律250円に設定しているストアもあります。

しかも超大手で物量多いわけですから、特約結んでいたら送料100円もしないような…

だから実際は黙認されている気がします。

 

特約を安くするために、ヤフオクも展開させるのはありです。

 

フリマアプリやオークションのみで売れる商品を扱うのもあり

もちろんAmazonと併売だけではなく、フリマアプリやオークションだけで売れる商品を扱うのもありです。

ただしある程度単価高くて、検品や撮影がめんどくさくないものを扱うといいでしょう。

 

悪い例として、古着がよくないです。

仕入れもめんどくさいですが、とにかく採寸と撮影がめんどくさいです。

詳しくは仕入れ方法からメルカリのコツまで全て無料で「古着せどりのオリジナル手法」で解説しています。

 

 

 

ポジティブに考えよう

あまり悲観的にならないことです。ポジティブに考えましょう。

利益が出る商品を仕入れすれば問題なし

何度もしつこく言いますが、ちゃんと利益が出ていれば問題ありません。

今後もしパーキャリが宅急便と同じ価格になったとしてもきちんと利益が出ていれば問題ないです。

 

宅急便なら在庫を溜める必要なし

ヤマト便はある程度箱数ないと安くないので、多くの出品者は在庫を溜めていたはずです。

パーキャリであればその都度出せるので、回転が速くなります。

しかもうヤマト便は集荷は時間を指定できません。パーキャリは自由に集荷の時間を指定できるので予定を立てやすいです。

 

薄利を切り捨てて仕事を減らす

今まで仕入れ対象だった薄利の商品を切り捨てることで、仕入れが減ります。

利益がある程度出る商品だけ仕入れするので、利益率は上がりますが全体の利益は減るはずです。

ですが、仕入れする商品が減るので作業量が減るはずです。

 

余った時間で新しいことに挑戦する

作業量が減ると時間が余ります。

余った時間でせどり以外の新しいことにチャレンジするといいでしょう。

これはある意味新しいことにチャレンジできるチャンスでもあります。

以下例として並べます。

  • 輸入・輸出・OEM
  • YouTube
  • ブログ・アフィリエイト
  • プログラミング・資格
  • 株・投資
  • 不動産経営

やりたいことがない人は読書をして、やりたいことを見つけるのもありです。

 

 

まとめ

今回のヤマト便廃止の件は前々から噂になっていましたが、少し衝撃的でした。

みんな条件は同じですし、なにかしら突破口はあります。

悲観にならずにポジティブに考えましょう。

 

最後に一つだけ言いたいことあります。

ヤマト便廃止について前々から公式発表前に漏れていました。

公式で発表する前に漏らすのって常識的にどうなのかなあって。

自分がもしヤマト運輸の上層部だったら、いい気はしないと思います。

言っても上場企業なので株価にも影響する可能性もあります。

目に余るかなと思いました。

 

 

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